2018年3月14日 1時40分 参照回数:
聖坂46 (写真:竹内みちまろ、2018年3月11日、ベルエポック美容専門学校)
第2回「アイコピ〜アイドルコピーダンスフェス」が2018年3月11日、東京・原宿のベルエポック美容専門学校にて開催され、坂道グループの楽曲のダンスをコピーするサークル「聖坂46」が出演し、単独公演の開催を報告した。
「アイコピ」は、アイドルのコピーダンスを行うグループが、アイドルの楽曲のコピーダンスを披露するイベント。2回目となった今回は、20チーム、130名以上が出演した。
今年の7月に結成2周年を迎える「聖坂46」は、ステージでは「制服のマネキン」(乃木坂46)、「三番目の風」(乃木坂46)、「ロマンスのスタート」(乃木坂46)、「夏のFree&Easy」(乃木坂46)の4曲でダンスパフォーマンスを披露。7月1日に、バースデイライブとして単独公演を開催することを改めて報告し、開催地が代々木であることを発表した。
近年、アイドルのコピーダンスをするグループが増え、中でも、坂道グループのコピーに特化した「(何々)坂46」というグループが急増している。ただ、コアなアイドルファンではない一般の人からすれば、何が楽しくて、何をしたい人たちなのか、そもそも「(何々)坂46」というグループを作って活動している人たちはどんな人たちなのかが分かりにくい部分もある。
そこで、アイコピの会場で、「聖坂46」のキャプテンのありささん(学生)、ももちゃんさん(接客業)、ゆうこすさん(会社員)に、「聖坂46」の活動について、話を聞いてみた。
聖坂46 (写真:竹内みちまろ、2018年3月11日、ベルエポック美容専門学校)
「聖坂46」は、周りに乃木坂46が好きな友人がいなかったありささん(特に秋元真夏の大ファン)が、乃木坂46が好きな人たちと交流ができる定期的な機会を作りたいと思ったことから始まった。名古屋で活動する乃木坂46と欅坂46の女性振りコピグループ「百合坂46」を参考に、「百合坂46」の関東版のようなイメージで声を掛け、メンバーが集まった。
現在、「聖坂46」は16名で活動中。メンバーの年齢は20歳以上に限定している(夜の練習が中心となるため未成年に対して責任を持てないことと、本家に近づけるために衣装にも力を入れておりそれなりの経済負担が発生するため)。学生の割合は3〜4割で、社会人中心のサークルとなっている。
「聖坂46」の主な活動は“踊ってみた動画”をYouTubeにアップすること。練習は、基本的に週に1回、夜に行っているが、動画製作の前には、何らかの形でほぼ毎日、集まることもあるそう。ただ、動画の製作と公開はあくまでも手段であり、活動の目的は、坂道グループが好きなメンバー同士で集まって交流を深めること。ありささんは「動画はみんなと遊ぶための通過点です」と声を弾ませた。また、補足的な活動として、イベントに出演することもあるそうだ。
「みなさんはアイドルになりたいのですか?」と聞いてみると、3人は声を揃えて「アイドルになりたいわけではありません。なる気もありません」と即答。「本当に趣味でやっていて、サークル活動に近いです」とも。趣味でやっていることをしっかりと伝えているため、周りから活動目的や活動内容を誤解されることはなく、「自分たちのファン」という概念は持っていないことも話してくれた。
坂道グループのコピーダンスを行う「(何々)坂46」というグループに関しては、ありささんは、「2年くらい前は5個くらいしかなかったかなと思います。ここ1年くらいで急増しています。グループによって色々な特色があると思いますし、高校生のグループなどもあると思います。聖坂46は、年齢層が高めなので、“お姉様方の趣味”と受け取って頂ければ(笑)」と笑顔を見せた。(竹内みちまろ)
聖坂46 (写真:竹内みちまろ、2018年3月11日、ベルエポック美容専門学校)
第2回アイコピ (提供写真)
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東京アイドル通信