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岩手のアイドル・chairmans(チャーマンズ)、全国進出の手応えと新体制での抱負をインタビュー

2017年7月19日 18時30分 参照回数:

chairmans(チャーマンズ)

chairmans(チャーマンズ)(提供写真)

 被災地・岩手に勇気と笑顔を生み出すため、2011年に岩手美少女図鑑のモデルの大学生たちにより結成されたご当地アイドル「chairmans(チャーマンズ)」。近年では、活動範囲を東京をはじめ全国に広げて知名度を上げている。学生たちのユニットであるため卒業と新加入を繰り返し、現在は、4月から高校生の新メンバー2人(まなみ、バレリヤ)を加え、武部夏妃、東彩鈴と共に4名で活躍中。

 そのチャーマンズが2017年8月2日に、待望の3曲入りニューマキシシングル「東京イエ−イエ−イエ−」(「1%の可能性」「真夏のセカンドチャンス」「イエ−イエ−イエ−」)をリリース。7月8日と9日には東京遠征を行い対バンに出演した。9日、池袋のルイードK3でのライブを終えた武部とまなみに、4月からの新体制の手応えと今後の抱負を聞いた。

−新曲はどんな曲になっていますか?

武部:「1%の可能性」は、4月からスタートしたチャーマンズ第5世代の内に秘めた思いなどを歌詞にした、歌で届けるバラードになっています。今までのチャーマンズになかった曲調で、ボーカルの軸は新メンバーのまなみんが担当します。歌詞には、まなみんがTwitterで発信している「今日のまなみん」から一部を引用したりもしています。

 「真夏のセカンドチャンス」は、イントロからワクワクする夏曲です。私とまなみんはアイドルが大好きで、色々なアイドルさんを研究することが趣味なのですが、「イエ−イエ−イエ−」では振り付けにも参加しています。歌詞の中に「アイドル好きのアイドル」というフレーズが出て来たりもしますので、聞いているお客さんも楽しめますし、私たちも楽しめる曲になっています。

−まなみさんは4月から加入しましたが、自己紹介をお願いします。

まなみ:高校3年生で17歳です。岩手県に住んでいます。アイドルが大好きで、オーディションは色々と受けてきました。今、チャーマンズとして活動できることがすごく嬉しいです。アイドル活動はチャーマンズが初めてです。

−アイドルではどんな方が好きなのですか?

まなみ:アイドルは、小学5年生のときにAKB48さんが流行ってそこから好きになりました。ちょうど“神7時代”です。AKB48さんのコンサートは行ったことがないのですが、テレビに出ていると、毎回、録画して観ていました。前田敦子さんにずっと憧れていました。今は、乃木坂46さんが好きです。

−高校ではどんな勉強を?

まなみ:農業高校で、牛などの畜産動物や、犬などの愛玩動物の勉強をしています。飼育や動物全般の体の仕組みなども勉強します。学校でも牛を飼っており、普通に触って、搾乳もしています。

−将来の夢は?

まなみん:高校に入ったキッカケは動物関係の仕事に就きたいと思ったからでした。ただ、チャーマンズの活動を通して、全国の色々な場所に行くうちに、旅行がすごく好きになりました。今は、旅行関係やホテル関係の仕事に興味があります。

−ご自身の性格は?

まなみ:性格は結構マイペースと言われます。話すことは得意な方ではなく、のんびり屋だと思います。小さな頃からAKB48さんの曲を中心に、歌ったり、踊ったりしていました。小学校の発表会ではAKB48さんの「フライングゲット」をやりました。

−チャームポイントは?

まなみ:目です。目がアイドルとしてのスイッチになっています。ステージにあがるとスイッチが入ります。

−どんなアイドルになりたい?

まなみ::グループとして出てきたときも、ソロのときも、常にお客さんが注目してくれるようなアイドルになりたいなと思っています。

−4月からほぼ毎週ライブをしていますが、ここまでの感想は?

まなみ:今までは自分がステージを見上げる立場だったのですが、自分がステージに立ってみると、ステージに立った人にしか見られない景色があるのだなと思いました。最初は不思議な感じがしましたが、今はちょっとずつ余裕も出てきて、こう歌おうとか、こんなふうにアピールしようとか考えながらできています。とても楽しいです。

−今日のライブはどうでした?

まなみ:岩手でのライブだとホーム感があるのですが、今日は東京でした。もちろん、岩手から来てくださる方もいるのでホーム感もあるのですが、新しく観に来てくださった方もいました。岩手だと、和気あいあいとした雰囲気の中でライブをすることが多いです。東京では魅せることを中心にやっています。東京に来ると、自分が知らなかったアイドルグループさんと一緒になることもあり、「こんな見せ方があるのだ!」や、「MCではこんなふうに盛り上げればお客さんが反応してくれるのだ」など、勉強になることが多く、刺激を受けています。

−ご自身を推してくれるファンはできましたか?

まなみ:できました。最初にファンになってくださった人ができたときは、びっくりしました。ファンの方とは、好きなアイドルの話で盛り上がることが多いです。

−武部さんから見て。まなみさんはどんな方ですか?

武部:SNSだと元気な印象なのですが、ステージに立つと、スイッチが入った感じが伝わってきます。普段のまなみんは感情をあまり表には出さないのですが、ステージでは堂々としていて、落ちさびとかになると内にあるものを全部出して、かっこいいなと思っています。

−新メンバーを加えた今のチャーマンズはどんなグループになっていますか?

武部:もう1人の新メンバーのバレリヤは、岩手に住んでいる高校2年生で、お母さんがロシア人です。楽しいことが大好きで、お笑い芸人さんを見るもの好きです。レッスン生として一緒にやっているうちにアイドルの楽しさに気付いて一緒にやることになりました。ありん(東)はファッションが個性的なので、ファッション面でもチャーマンズを引っ張ってくれています。今のチャーマンズは4人とも個性が違うのですが、チームの団結感は今までのチャーマンズの中で一番出ていると思います。みんな表に出して主張するタイプではないのですが、うちに熱いものを持っていますので、それをステージで表現できたらいいなと思います。

−今回の東京遠征の感想をお願いします。

武部:昨日と今日、東京をライブをやらせて頂いたのですが、岩手から応援に来てくれた方も、東京にいてチャーマンズを知っている方も来てくださりました。今日初めてという方ともお話することができました。今年に入って東京遠征は4回目なのですが、少しずつチャーマンズが東京の方にも知って頂けているのだなと思いまいた。東京をはじめ全国でライブをすると色々な刺激を受け、さらに、岩手に帰ったときに「岩手っていいな」と改めて実感するこができます。外に出ることって、大事なことだなと思いました。

−昨年から活動の幅を全国に広げましたが、手応えは?

武部:Twitterなどでは、自分たちが発信したことに対して、全国の方からメッセージを頂いたりしています。今までは岩手の方が多かったのですが、関東、関西、全国の方から少しずつ頂けるようになっています

−まなみさんから、アイドルとしての意気込みをお願いします。

まなみ:今、憧れていたアイドル活動ができています。充実した毎日を送っており、チャーマンズで本当に良かったなと思っています。自分がなりたいという理想のアイドル像を追いかけて、理想を下げないように一生懸命頑張っていきたいです。いつかは全国のみなさんにチャーマンズを知ってもらえるようになりたいと思っています。

−武部さんから、チャーマンズとしての意気込みをお願いします。

武部:4月から新体制がスタートし、8月2日に新体制として初のシングルをリリースします。まずは新曲をたくさんの人に届けたいです。この夏の目標としては、ファンクラブの会員300人を掲げています。すごく大きな数字だと思いますが、ライブを頑張ったり、SNSで自分たちから面白いことを積極的に発信していったりなど、この4人で目標達成に向けて頑張りたいと思います。チャーマンズを通して、岩手に興味を持って、岩手に遊びに来てくださる方が増えたらいいなと思います。

(インタビュー・文=竹内みちまろ)

【PV】真夏のセカンドチャンス/chairmans

https://www.youtube.com/watch?v=Xa9tA4Nkr-0

【リリースイベント情報】
7/29(土) HMV&BOOKS TOKYO
7/30(日) 池袋サンシャインシティアルタ 新星堂
8/15(火) イオンモール盛岡南



→ 岩手のアイドル・チャーマンズ、結成5年目で新展開…岩手から全国へ!


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