2017年7月15日 21時50分 参照回数:
新人公演2017〜真夏のシンデレラたち〜 (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)東京・秋葉原の人気劇場「AKIBAカルチャーズ劇場」にて、この夏も「新鋭アイドルグループ4組新人公演2017〜真夏のシンデレラたち〜」が2017年7月24日から8月25日まで開催される。7月15日には、出演する4組が勢揃いした公開ゲネプロイベントが開催された。
2014年に始まった同イベントは、AKIBAカルチャーズ劇場が様々な芸能プロダクションやレコード会社とタッグを組んで、新人アイドルを発信する夏の特別企画。これまでに「アイドルネッサンス」「ハコイリムスメ」「わーすた」などこれからのアイドル界を担う新人グループが巣立っている。タイトルの「シンデレラ」には「普通の女の子をお客さまの手でアイドルにして貰う」という意味も込められており、「育成型ステージ」としても人気だ。
今年は、4組の新人グループが、夏休み期間中の月曜、火曜、木曜、金曜の各曜日を担当し、観客動員数と投票数を競い合う。1位になった「シンデレラユニット」には、AKIBAカルチャーズ劇場にて夜のレギュラー公演を2017年10月から行う権利が与えられる。
4組はミニライブを行った後、意気込みを語った。
月曜を担当する「さきどり発信局」は、平均年齢16歳の5人組グループ。時代のトレンドを“さきどり”し、未体験のわくわくを“発信”する。「週の初めなのでその週を盛り上げられるようなライブにしたいと思います。他のアイドルさんと競うという経験が初めてなので、やる気があります」と意気込みを言葉に。「デビューしてから半年くらいたち、色々なことを経験してきました。絶対に負けたくないので、応援よろしくお願いします」と気合十分の様子だ。「頑張るぞ! えい、えい、おー!」と円陣を組んでチームワークのよさを見せつけた。
火曜日の「Clef Leaf」(クレフリーフ)は、アイドルレーベル「Label The Garden」から第二弾メジャーデビューとして選抜されたメンバーによって2016年12月に結成された5人組グループ。「Clef」はト音記号などの「音部記号」、「Leaf」は“"葉”、すなわち「言葉」を意味している。「負けたくないグループは?」との質問が出ると、「Clef Leaf」は、月曜日の「さきどり発信局」の名前をあげた。「さきどり発信局」は驚いていたが、「Clef Leaf」は、「(さきどり発信局は)最近、きていらっしゃる原宿系のアイドルさんなので負けたくないです」と理由を説明。友達同士の2人が両グループに分かれて活動しているようで、それぞれ「お友達だけどライバルなので、頑張ります」、「こっちも絶対勝つから」とお互いに闘志を燃やし、「でも、仲が悪くなるのは嫌だよ!」と笑いを誘う一幕もあった。「みなさんの心に残るグループになって優勝したいと思います」と意気込みを言葉に。
木曜にステージに立つ「Anchor Lady」(アンカーレディ)は、新人公演でデビューを飾る。Anchorは「船の錨(いかり)」を意味し、“アイドル→LIFE”をコンセプトに、17歳から23歳までの5人組。アイドル活動を通して、グループとして、個人として活躍の幅を広げることを目標に活動を始める。ミニライブでは、お披露目となるオリジナル楽曲を披露した。メンバーの中には、欅坂46や、指原莉乃プロデュースの声優アイドル「=LOVE(イコールラブ)」のオーディションで最終まで残ったメンバーもいるそう。一方では、2014年に開催された新人公演の「ハコイリムスメ」のライブをファンとして客席から観ていたメンバーもおり、そのメンバーは「自分がここに立っていることが信じられないです」と感慨深そうに心境を語っていた。メンバーの月野こすもは「“コスモ”を燃やして頑張ります!」とキュートな笑顔を見せ、存在感を発揮。「この公演がデビューなので、この公演でしっかり力を付けて、色々な方に知ってもらいたいです。無名だし、パフォーマンスもまだまだなのですが、他のグループのみなさんに追いつき、追い越すことができるように、いいスタートが切れるように頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。
金曜日は、人形をコンセプトにした可愛さがテーマの「Dolly Kiss」(ドーリーキッス)。楠みゆう、小鳥遊もか、黒木ひかり、佐倉ましろの4人で結成された。可愛いさはもちろん、迫力のあるダンスも注目のグループ。個性的なメンバーが集まっているところがグループの魅力で、「毎週金曜日がライブなので、学校やお仕事で頑張った週の終わりに、私たちのライブに来て頂き、疲れが取れるような癒しを与えられるよう、頑張りたいと思います」とにっこり。5人組グループが並ぶ中で4人組となるが「4人でも元気いっぱいで頑張っていきたいと思います」と目と輝かせた。
コンセプトがそれぞれ違うグループが集まったこの夏の新人公演。デビューを飾るグループもおり、新人公演の期間中、ファンは、グループの魅力やメンバーたちの個性を見出すことができ、ひと夏を通して少女たちの成長する姿に出会えるかもしれない。少しでも興味が沸いた方は、AKIBAカルチャーズ劇場に足を運んでみてはいかがだろう。(竹内みちまろ)
→ この夏、少女たちはアイドルになった|新人公演2位「ハコイリムスメ」レポート
東京アイドル通信
新人公演2017〜真夏のシンデレラたち〜 (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
さきどり発信局 (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
さきどり発信局 (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
さきどり発信局 (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
さきどり発信局 (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Clef Leaf (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Clef Leaf (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Clef Leaf (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Clef Leaf (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Anchor Lady (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Anchor Lady (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Anchor Lady (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Anchor Lady (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Dolly Kiss (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Dolly Kiss (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Dolly Kiss (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
Dolly Kiss (写真:竹内みちまろ、2017年7月15日、AKIBAカルチャーズ劇場)
→ この夏、少女たちはアイドルになった|新人公演2位「ハコイリムスメ」レポート
東京アイドル通信