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「ももクリ」の舞台裏で、専門学校生アイドル・ChawChawが感動の号泣!

2016年12月25日 23時40分 参照回数:

ChawChaw

ChawChaw (写真:竹内みちまろ、2016年12月23日、千葉・幕張メッセにて)


 アイドルグループ・ももいろクローバーZの冬の恒例ライブイベント「ももいろクリスマス2016 〜真冬の SUN SUN サマータイム〜」が2016年12月23日と24日に千葉・幕張メッセで開催された。ももいろクローバーZをはじめ多くのアイドルグループがライブを行ったが、その中に、大阪からやってきた、現役専門学校生によるアイドルユニット・ChawChaw(チャウチャウ)がいた。

ChawChawは“全力背中押し系アイドルユニット”で、2014年に放送芸術学院専門学校と大阪アニメーションスクール専門学校のエンタメ業界を目指す現役専門学校生によって結成された。「一生懸命」、「真っすぐな想い」、「みんなの背中を押したい」をモットーに活動している。

 20名以上いるChawChawのメンバーの中から、“ももクリ”では、選抜メンバーの6名がステージに登場。「恋するゾンビ」と、1月リリースの新曲「brand new mind」を披露した。弾けるパフォーマンスで会場を盛り上げることはもちろん、歌詞をファンの心に響かせるボーカルやキレのあるダンス、DJなど、アーティスティックな魅力もふんだんに盛り込んで観客のハートを掴んだ。

 “ももクリ”に来たファンから温かい拍手と声援を贈られたChawChawだが、はたして、どんなユニットなのか。パフォーマンス終了後、話を聞いた。

ChawChaw

(左から)あんな、あいな、ねまる、みゆみゆ、はせエリ、ちょこ/ChawChaw (写真:竹内みちまろ、2016年12月23日、千葉・幕張メッセにて)


−自己紹介をお願いします。

ねまる:ChawChawのキャプテで、パフォーマーを統率しているねまるです。かっこよく、セクシーに、時にかわいく、どんなパフォーマンスでも魅せます。DJというポジションです。もちろんみんなでお客さんを盛り上げるのですが、その中でも、私が一番盛り上げます! バラエティ番組でも、音楽番組でも、色々なところで活躍きでるような超ビッグなスターになることが夢です。

あんな:ChawChawの“癒し系”、クールパフォーマーのあんなです。見た目はおっとりしているのですが、ダンスが得意です。私の表情で癒されて、パフォーマンスで刺激を受けてください。将来の夢は、歌って踊れるアーティストになることです。

はせエリ:ChawChawの“ステージモンスター”こと、はせエリです。普段はボーとしていることも多く、天然だと思われますが、ステージに上がってスイッチが入った時のパフォーマンスの迫力を感じてもらいたいです。アニメ声優になることが夢です。

あいな:ChawChawの“感情キャラクター”あいなです。ボーカルなのですが、自分の魅力は演歌歌手のように気持ちを込めて歌うことです。歌っている時は感情を込めて、踊る時も表情を豊かにして、歌もダンスもパランスよく、魅せられるようにしたいです。夢は、歌って踊れるアーティストです。

みゆみゆ:ChawChawの“マスコットキャラクター”みゆみゆです。お客さんから「あの子、かわいい!」と言ってもらえるように笑顔や表情を工夫しています。誰からも好いてもらえるような愛くるしいキャラクターになって、ChawChawのアイコンになれるようにがんばります。ドラマや映画で活躍できるような女優になることが夢です。

ちょこ:ChawChawの“おしゃれ番長”ちょこです。私服にも、ダンス着にも、毎日気を遣って、学校に通っています。華のあるキャラを目指してます。夢は、バラエティ番組で活躍できるタレントです。

−ステージを終えた感想を

ねまる:色々なステージに出させていただいているのですが、今回のステージは今までの中で一番大きかったです。お客さんがすごくたくさんいたので緊張したのですが、楽しかったです。これまで、辛かったこともありましたし、頑張ろうと決意したこともあるのですが、この6人でこれからも頑張って同じ景色を何回も見たいなと強く思いました。

あんな:今までに見たことがない景色を見ることができました。自分の中では感動が一番はじめにありました。出る前は緊張していました。ライブの最後の方では記憶が飛んでしまったくらいです。すごく楽しめましたので、いい経験になったなと思います。お客様の顔は、後ろの方までよく見えました。

はせエリ:ChawChaのメンバーになって約半年になります。これまで、こんなに人がたくさんいるステージに立ったことがありませんでした。色々な発見もできたし、色々な光景を見ることができました。ここまで40日間、頑張ってきてよかったなと思います。半年やってきて、色々なことがありました。辛いこともあったのですが、家族や友人、色々な方の助けがありまして、ここまでくることができました。感謝しています。

あいな:初めてこんな大きなステージに立ったのですが、お客さんを見て、今日味わった感動を忘れずに、もっと大きなステージに立って、もっと、もっと上に行きたいと思いました。

みゆみゆ:ChawChawに入って1年も経っていない間に大きなステージに立たせていただき、お客さんがこんなにたくさんいる景色を見ることができて、感動しました。最初は緊張していたのですが、お客さんが笑顔でノッてくれている姿が見えましたので、ほんとうに楽しかったです。

ちょこ:初めは緊張していたのですが今までにないステージに出させていただいて本当に楽しかったです。もっと、もっと、ステージをやりたいと思いました。後ろの方のお客さんまで、ダンスの振りを一緒にやってくれて、嬉しかったです。

 ***

 6人はみな、ChawChawに入って、はじめてアイドル活動を行うようになった。ただ、6人ともエンタメ業界で活躍する人材を育成する専門学校の生徒で、ダンス経験者が複数いるなど、ポテンシャルは高い。

 そんな6人は、個性が強く、この日のステージを迎えるまでの40日間に、Twitterの活用方法などを巡る意見の対立から、メンバー同士が口をきかなくなるほどの大喧嘩をしたそうだ。最終的には、キャプテンのねまるの指示で、お互いに言いたいことを全てはき出し、納得し合った。大喧嘩を経てさらに結束が深まり、メンバーは家族のような存在になっているという。

 弾ける笑顔でステージの感想を語ってくれた6人だが、パフォーマンスを終えて舞台袖に戻ってくるやいなや、全員で号泣した。

 6人は、実は、自分たちの番になったらお客さんがみんな帰ってしまうのではないかや、自分たちのステージを観てくれたとしても楽しんでもらえないのではないかなどの不安に押しつぶされそうになっていた。これまでに、メンバー同士励まし合い、厳しい練習を続け、分からないことの確認や立ち位置の確認などを徹底してきた。ステージに上がったら、仲間を信じて最後までステージをやり切った。ライブが終わったときに、様々な想いが込み上げてきたそうだ。

 ねまるに聞いてみると、ChawChawの魅力は、「アーティストとしての本格派の部分を持ちながら、アイドルとしてのキャラクターや愛くるしさを兼ね備えているところで、曲ごとに様々な魅せ方ができるところです」。続けて、「かっこよくもあり、かわいさなどのギャップも見せつつ、MCもあるなど、豊かな見せ方でこれからも突き進んでいきたいと思います」とにっこり。「1月に、今日のステージでお披露目した新曲がリリースされます。たくさんの人に聞いてもらいたいです。大阪城ホールや京セラドームでコンサートをやりたいですし、テレビにも出演したいです。将来的な野望は、オリコンCDウィークリーチャート1位です!」と目を輝かせた。「まだまだChawChawのことを知らない人が多いと思いますが、いつか必ず、日本中の人に知られるようになります。1億人以上いる日本の方全員の背中を押せるようなユニットになれるようにがんばります」と目を輝かせた。

 ChawChawは今回、新曲に向けて製作した新衣装で登場。夢を追いかける現役専門学校生によって結成されたユニットだが、“ももクリ”での成功で弾みを付けて、年明けには新曲をリリース。3月12日には定期ライブも開催する。ChawChawの快進撃に注目したい。(竹内みちまろ)

ChawChaw

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ChawChaw (写真:竹内みちまろ、2016年12月23日、千葉・幕張メッセにて)



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