ミニシアター通信 > 東京アイドル通信 >


“生はるかぜちゃん”の魅力とは? 春名風花がヒロイン役の舞台『プリンセス・アジェンダ』が絶賛上演中!


2016年12月23日 13時30分 参照回数:



(左から)柳瀬晴日、「はるかぜちゃん」こと春名風花、加々見千懐
(左から)柳瀬晴日、「はるかぜちゃん」こと春名風花、加々見千懐 (写真:竹内みちまろ、2016年12月21日、池袋シアターKASSAIにて)


 劇団fragment edgeの舞台『プリンセス・アジェンダ』(作/演出:淡乃晶)が2016年12月21日から25日まで、池袋シアターKASSAI(東京・豊島区)にて上演中。総勢16名のフレッシュな女優陣による“百合”をモチーフにしたガールズ演劇だ。

 同作では、創立100年の歴史を持つお嬢様学校『私立姫ヶ咲高等学院』の『オトメ会議』を舞台に、うら若き乙女たちによって戦いが繰り広げられる。女の子を胸キュンさせる少女マンガ的なストーリーやビジュアルにもこだわった作品で、期間中のレディースデイでは、女性なら特別料金で鑑賞可能。

 初日となる21日には初回公演前にリハーサルが行われ、報道陣に公開された。リハーサル終了後、観音崎カノン役の加々見千懐(25歳)、巡メグル役の「はるかぜちゃん」こと春名風花(15歳)、姫ヶ咲ヒメコ役の柳瀬晴日(25歳)の3人に話を聞いた。

−リハーサルを終えた感想を

加々見:衣装も、照明も、音響も、すべてが揃った状態で初めて通しで行えました。今、これまでにないくらいにテンションがMAXにあがっています。このまま千秋楽まで行きたいです。

春名:勢いがちゃんと付いていて、流れがよかったなと思います。ぼく自身も今までの稽古では気付けなかったことに気付くことができて、楽しかったなと思っています。

柳瀬:無事に終わってよかったなと思っています。新しい勢いのあるガールズ演劇をお見せできるのではないかと思っています。

−作品の見所や、注目してほしいポイントは?

加々見:観音崎カノンは、不良少女という感じで、周りの子達とは違う派手な服装を勝手にしてしまっている女の子です。男子も、女子も、ぜひトキメキに来て下さい。「最近、トキメいていないな」という人も、ぜひ、『プリンセス・アジェンダ』を観て、トキメキを取り戻していただけたらと思います。“百合”に興味がない人も、「百合ぃクリスマス!」ということで、ぜひ、観ていただきたいです。

春名:巡メグルという女の子は、うさぎが好きで、ファッションでは至るところにうさぎが散りばめられています。パーカーも触ったらモフモフで、キャスト陣に(文字通り)いじられています。ぼくとしてはファッションも見ていただきたいのですが、ぼくがセリフがないときにちょこまかと動いていますので、その演技も見ていただけたらなと思います。セリフは、難しい言い回しが多いなと感じますが、実は、純粋で簡単な事しか言っていません。そこを「どう捉えてくれるのかな?」ということが楽しみなところだなと思っています。ぜひ、観た後は、感想を、Twitterなどでつぶやいたり、キャスト陣やスタッフさんに教えていただけたら嬉しいなと思います。

柳瀬:ヒメコは葛藤し続けるキャラクターです。観音崎カノンを巡る人間関係や、それぞれのカップリングが複雑に絡み合って、それぞれの愛の形が見える公演になっています。殺陣の場面では、キャラクターごとに、フェンシングの動きを取り入れたり、けんかの動きを取り入れたり、剣道の動きを取り入れたりしています。また、バックで流れる曲もキャラクターごとに違います。女性のお客さんに観ていただきたい作品になっているため、女性が割引になるレディースデイを設けました。かっこいい先輩だったり、やんちゃな子がいたりと、少女マンガチックな女の子がキュンキュンするようなストーリーやビジュアルにこだわっています。ぜひ、女性の方にたくさん観ていただきたいなと思います。

−春名さんはTwitterでも活躍されていますが、Twitterの世界とはまた違った、生の舞台の世界はどうですか?

春名:ぼくは去年の12月に初めて舞台に立ちました。そのときはお客様と面会などはなかったのですが、その後、何作品か出演させていただき、お客様と直に触れ合って、感想をお聞きしたりなどしました。何回も見に来てくださるお客様がいて、『ここの感情は昨日と変わったね。今日の方が好きだよ』などとお話を聞かせてくださると、すごく嬉しいです。自分の演技が日に日に変わっていくことを自分でも感じていまして、面白いなと思います。今回のように作り込まれているキャラクターを演じるのは初めてなのですが、『プリンセス・アジェンダ』の世界観の中で、ぼくがどう巡メグルを表現していくのかというところを観ていただきたいなと思います。

−女優活動に本格的に挑戦したい気持ちはありますか?

春名:お芝居が小さいころからずっと好きでした。子役の時は早泣きが得意でしたので、バラエティ番組によく出させていただいていました。演技経験はあまり多くはありません。最近、舞台に出ているのですが、一生懸命に稽古をして、みんなで作り上げた作品をみなさんに観てもらえることはすごく嬉しいことだと思いました。これからお芝居をメインに活動していきたいと思っています。声優さんとして活躍しつつ、テレビのお仕事も楽しそうだなと思いますのでテレビのお仕事もできたらいいなと思っています。

−春名さんと共演された感想を

加々見:今回が初共演です。ネットの中に「はるかぜちゃん」という人が存在することは何年か前から知っていました。幼いころからツイッターをやっているみたいな。はるかぜちゃんが以前、私の知り合いと共演していまして、『そうなんだ。私も今度、共演するんだ』という話を知り合いとしました。そんな感じで会いました。

−春名さんの第1印象は?

加々見:しっかりした子だなと思いました。

−春名さんと共演された感想を

柳瀬:今年の9月に姉妹役で共演させていただきました。私がお姉ちゃん役で、はるかぜちゃんを叱りつけるようなお姉ちゃんでした。ネットの世界に存在する「はるかぜちゃん」は、数年前に、なんとなく、しっかりしているそういう子がいるのだという程度には知ってはいたのですが、実際にお会いして、『えっ、あの“はるかぜちゃん”!』みたいな感じでした。初めて会った、生の立体の人間としてのはるかぜちゃんは、お芝居が上手い普通の女の子という印象でした。初対面の時は、15歳の女の子には見えましたが、私がはるかぜちゃんくらいの年齢だったころは鼻垂れていましたので、「なに? このしっかりした子!」と驚きました。

−生の立体の人間としてのはるかぜちゃんの魅力は?

柳瀬:「凛としている」です。綺麗という意味でもあるし、芯があるという意味でもあります。

(竹内みちまろ)





ミニシアター通信


Copyright(c)2016 mini theater tuushin. All Rights Reserved.