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ユニドル、国内展開の次は海外進出か


2016年11月17日 14時10分 参照回数:



Copia/明治大学
Copia/明治大学 (写真:竹内みちまろ、2016年8月30日、新木場Studio Coastにて)


 2012年に始まった女子大生によるアイドルコピーダンスグループの日本一を決定するコンテスト「UNIDOL(ユニドル)」が盛り上がりを見せている。近年では、年に2回の全国大会(夏と冬)をはじめ「夏祭り」や「卒業コンサート」などのスピンオフイベントも開催。2016年10月19日と20日に行われた新人戦「UNIDOL2016 Fresh EAST/WEST」(新宿ReNY)では2日間で3,500人の動員数を記録。2015年度のイベント総動員数は15,000人を記録しているが、2016年度はさらにその数字を伸ばしそうだ。

 また、2016年10月7日から10日の4日間に渡り、冬のソナタや冬季オリンピックで注目されている韓国・平昌にて開催されたネットゲームの大学生の国際大会「IEF2016(International e-culture Festival)」に、2016年の夏に開催されたユニドルの全国大会「UNIDOL2016 Summer supported by スマートライフ」(2016年8月30日/東京・新木場Studio Coast)で優勝したCopia(明治大学)が招待された。Copiaの中から3年生のさほこ、あやの、みゆ、あゆみ、なつみの5人が平昌へ赴き、「大声ダイヤモンド」(AKB48)、「いぬねこ。青春真っ盛り」(わーすた)、「ポニーテールとシュシュ」(AKB48)の3曲のステージを披露した。

 新人戦「UNIDOL2016 Fresh EAST/WEST」の2日目(20日)に、出場する1年生チームの応援に来ていたCopiaのメンバーに話を聞くと、平昌でのステージは野外だったが、照明設備もあり、とにかく広大な会場だったとのこと。Copiaは、2015年のゴールデンウィークに開催された「横浜開港記念みなと祭り ヨコハマカワイイパーク J-Pop Culture Festival 2015」(横浜・山下公園)のメインステージにてパフォーマンスを行っているが、ヨコハマカワイイパークにも出演し、新木場Studio Coastで開催された夏の全国大会や、今年の夏の全国大会と同じく優勝を飾った2015年の冬の大会でZepp DiverCity TOKYOのステージも経験しているメンバーたちに聞くと、平昌のステージは「山下公園よりも大きくて、今までで一番大きな会場になりました」とのこと。

 韓国公演の感想を聞いてみると、「あんなに盛り上がってくれるとは思っていなかったので光栄でした。いい機会になったと思っています」(さほこ)、「海外とは思えないくらいの盛り上がりで、温かいステージでした。楽しく踊れました」(あやの)、「すごく盛り上がってくれて、海外の人が温かくて、笑顔もよくて、コールもしっかりしてくれて、最高に楽しかったです」(みゆ)、「前日などに『明日、何をやるの?』と韓国の方が聞いてくれて、YouTubeなどを見てくれていました。それが嬉しかったです」(あゆみ)、「お客さんは大学生が多かったので、仲良くなれて楽しいステージでした」(なつみ)と笑顔で語ってくれた。

 「海外でできるなら、またやりたい?」と尋ねると、4人は「やりたい!」と笑顔を弾けさせたのに対し、代表のさほこは「声を掛けて頂けるなら」と謙虚に答えた。

 UNIDOLは、2017年の冬に全国大会の決勝大会「UNIDOL2016-17 Winter」を開催し、決勝大会に駒を進めるチームを決定するエリア予選が2016年12月に、関東(東京)、関西(大阪)、東海(名古屋)、九州(福岡)、北海道(札幌)の全国5か所で行われる。北海道で予選が開催されるのは今回が初めて。

 UNIDOLの公式ホームページを見ると(2016年10月20日時点)、「2016年冬には北海道大会の開催が決定し、国内展開の最終目標である全国5大都市展開によって、UNIDOLは更なる盛り上がりを見せています」と記されている。さらに、「2016年度以降、台湾、上海、ジャカルタ、パリの4都市での海外大会開催を予定しています」とあり、今後のビジョンとして、「日本文化としての「アイドル」を世界へ発信」、「アイドルを軸とした大学生の国際交流」、「日本の大学の世界的知名度向上」を掲げている。今回の大会にて国内展開の目標が達成され、海外での具体的な都市名なども記載していることから、さらなる目的である海外進出に本格的に着手するということかもしれない。

 UNIDOL実行委員会の担当者に、エリア予選のさらなる拡大や、大阪や名古屋をはじめとする東京以外の場所での決勝大会の開催の可能性などを含めて今後の予定を聞いてみると、「国内、海外ともに具体的な予定は決まっていませんが規模が拡大すればいいなと思っています」、「特に海外大会に関しては韓国でのイベント出演が足がかりになればいいと考えています」と話してくれた。

 一大ムーブメントとして拡大し続けるユニドルの今後の展開に注目だ。(竹内みちまろ)

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