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「ユニドルの始め方」が分からない女子大生へ、実行委員からメッセージ


2016年6月18日 19時55分 参照回数:



UNIDOL2016 Summer関東予選
UNIDOL2016 Summer関東予選 (写真:竹内みちまろ、2016年6月13日、新宿ReNYにて)


 アイドルコピーダンスサークル日本一を決定する「UNIDOL」(ユニドル)が、女子大生の間で盛り上がりを見せている。

 ユニドルは、アイドルの楽曲をコピーして、ステージ上でパフォーマンスを競い合うイベント。2012年に開催された第1回大会には7チームが参加し、322名の来場者を記録した。

 小さく産声を上げたユニドルだが、この夏に開催される第8回の決勝大会「UNIDOL2016 Summer」(8月30日)は、2000名以上を収容できる都内最大級のライブハウス・新木場Studio Coastにて開催される。さらに、その決勝大会に出場するチームを決定する関東地区の予選が6月13日から15日までの3日間に渡り開催され、過去最大となる35チームが出場した。

ユニドルに出場する大学生はどんな子?

 一般のアイドルファンの間でも話題にあがることが多くなってきたユニドルだが、どれほどの盛り上がりを見せており、大学生にとってどんな存在なのか。

 ユニドルの大会を主催する「日本学生アイドルプロジェクト」のメンバーでUNIDOL実行委員長の三森健大さん(みつもり・けんた/早稲田大学3年/20歳)に話を聞いた。

 関東予選に出場した35チームのうち、17チームが初出場だった。就職活動やインターンなどのイベントがあるため、チームの入れ替わりが多く、半数が初出場という今回の数字はけして多いわけではないが、今年は、新チームの大半は、大学1年生と2年生が占めたという。3月まで高校生だった新1年生によって結成されたチームもあり、三森さんは、「高校の頃からユニドルを知っていたという子が増えた印象はあります」と語ってくれた。

 関東予選への出場エントリーの締切は4月30日だったが、今年は、実行委員会に、「関東予選に向けて新しいチームを作りたいのですがどうしたらよいですか?」という問い合わせが多数寄せられた。三森さんは、一昨年の8月から実行委員を務めているが、同様の問い合わせは、「僕の記憶だと、1年前はほぼなかったです」と話してくれた。また、今回の関東予選には間に合わなかったものの、夏以降に行われるFresh大会と呼ばれる新人戦や、冬に開催される本大会に向けて準備を進めているチームも複数あるそうだ。

ユニドルへの同世代の反応は?

 ユニドルに対する同世代の反応を、三森さんは、「去年は、『ユニドルという、こういう活動をやっているのだけど』と話しても、『何それ?』というのが一般的な反応でした。最近だと、『ユニドル』と言うと、『知ってるよ!』と言ってもらえることが多くなりました。僕がユニドルの実行委員をやっていることを知って興味を持ってくれる人も増えました。同世代に認知されてきたのかなと感じています」と教えてくれた。

ユニドルは“ゆとり世代”に刺さる!?

 そんな三森さんに、ユニドルという大会が大学生にとってどんな場所になっていると思うかを尋ねてみた。「色々な要素があって難しいのですが、ユニドルの特徴のひとつは色々な大学のチームが出場していることです。僕達は“ゆとり世代”と呼ばれた世代で、僕のときはギリギリでなかったのですが、“ゆとり世代”には“みんなで仲良くゴールしよう!”というような風潮があるんです。そんな中、女の子たちが、ガチガチに順位を決める大会に、『勝利が一番』、『勝たなきゃ意味がない』というくらいの気持ちで打ち込んでいます。高校時代に部活動に打ち込む仲間をみんなで応援しに行く感覚で集まる場所なのかなと思います」と話してくれた。

「大学生のためのコミュニケーションのフラットフォーム」

 ユニドルがどんなプラットフォームになってほしいかを聞いてみると、「友達が増える瞬間って、趣味が同じだと分かった瞬間だったりすることがあると思います。今までクラスで話したことがなかった人でも共通の趣味が見付かったとたんに仲良くなることもあると思います。ユニドルがそういう瞬間を提供できる場所になっていってほしいです」と笑顔を見せた。

 さらに、高校時代に言葉が通じない外国人留学生とゲームという共通の趣味で仲良くなった体験を話してくれ、「趣味を介しての国際交流ではないのですけど、ユニドルがそこまで広がっていってくれると、アイドルのコピーダンスに留まらない大学生のためのコミュニケーションのフラットフォームになってくれるのかなと思います」と期待に胸を膨らませた。

 大会への出場者が増えていくことは、「僕達にとっては、参加者が増えるというよりは仲間が増えていく感覚に近いです」と話してくれた。「一歩踏み出す勇気ではないのですけど、大学は社会と学生の間の狭間の時期だと思います。そういう時こそ、自分がやれそうだなと思うことにチャレンジする時期でありたいと思います。挑戦してくれる仲間が増えてくれると、僕達はすごく嬉しいです。イベントの規模も、質も、どんどん上げて、よりよりイベントにしていきますので、ユニドルに参加して、一緒に日本一のイベントを作って行けたらと思います」と抱負を語ってくれた。

「ユニドルの始め方」が分からない女子大生へメッセージ

 UNIDOL実行委員会は、「ユニドルを始めたいのですが、どうしたらよいですか?」という問い合わせには、既存のチームからヒアリングしたノウハウを伝えるなどしてアドバイスを行っているそうだ。

 ユニドルを始めたいが方法が分からないという人には、「実行委員会に連絡なり、相談なりをくれればサポートはできると思います。声を掛けて頂ければ嬉しいです!」とメッセージを送った。(インタビュー・文=竹内みちまろ)

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