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現役アイドル・バクステ弘松菜摘に直球で質問「アイドルは何歳まで続ける?」


2016年6月8日 20時20分 参照回数:



弘松菜摘
弘松菜摘 (提供写真)


 舞台・天才劇団バカバッカvol.17「COLORS」が2016年6月10日から19日まで、吉祥寺シアター(東京・武蔵野市)にて上演される。地域のお年寄りや子どもたちにヒーローショーを通して防犯対策や交通安全をPRするご当地ヒーロー「市営戦隊ファイブ・カラーズ」が東京オリンピック・パラリンピック大会を前に、市議会から様々なマイノリティを加入させるよう指示されることから始まる大騒動を描いた物語だ。

 同作で、注目は、東京・秋葉原のアイドル育成型エンターテイメントカフェ「AKIHABARAバックステージpass」(バクステ)のアイドルキャストで、バクステのアイドルキャストで構成されるアイドルグループ「バクステ外神田一丁目」の弘松菜摘(22歳)だ。

 弘松が演じるのは、ヒーローショーにも出演する、地域のマスコット的存在のご当地ソロアイドル。弘松は、ステージ上でどんな活躍を見せてくれるのか。バクステを訪れて、話を聞いた。

 弘松は、作品については、「ヒーローショーなのでアクションが凄いんです。バリバリでやっています。もちろん、歌って、踊ってもやっています」と話してくれた。

 役柄であるご当地ソロアイドルは、「凄く、“アイドル、アイドル”している子です。ステージ上であれだけ“ブリブリ”するのは大変だなと思いながらやっています」とのこと。演じるに当たっては、「バクステ外神田一丁目でいうと、一番アイドルな松本ふうかちゃんをイメージしながら演じています。私は声が低いのですが、5倍くらい高くして(笑)」と苦労を滲ませた。ただ、作品を固めていく段階で、弘松がステージ上で自由に行っていた動きが、「それいいじゃん!」と言われて採用されるなど、アイドルとしての真骨頂を如何なく発揮しているようだ。

 「劇中劇であるヒーローショーの中では、“ブリブリ”のアイドルなのですが、ヒーローショーが終わると凄く“ツンツン”しています。私はツンデレではないので、“ブリブリ”からの“ツン”というギャップを観て頂けたらと思います」とメッセージを送った。

 弘松は、今作で舞台出演は3回目。これまでの出演作はすべてコメディだった。「コメディ作品に係わることが凄く好きです。バクステのステージに立つときも、いつもテンポ感などを意識しています」と目を輝かせた。普段、バクステでは、「一番うるさくて、ライブではお客さんに『声を出して!』と言ったりしています。みんなと騒ぐことが好きなので盛り上げています。ステージ上ではいつも、どれだけ面白いことができるかを考えています。芸人っぽいかもしれません(笑)」と笑顔。

 弘松は、高校3年生の時に、オーディションを受けてバクステのアイドルキャストになった。「将来の夢が人の笑顔に係わる仕事に就くこと」だったため、1期生としてバクステでアイドル活動をスタートさせると同時に、短大に進学し、保育士の資格を取得した。

 保育士の実習では、5歳の男の子からプロポーズされたそうだ。「『先生、彼氏いないの? 僕が貰ってあげてもいいよ!』って。可愛かったですよ! 『ちゃんと覚えておいてよ!』と思っていたのですが、そのままお母さんのところに帰って行きました。プロポーズを“され逃げ”されました(笑)」と笑みを浮かべた。

 「バクステ外神田一丁目」はこの夏、大規模なライブツアーを行う。

 まず、「バクステ外神田一丁目」内の4つのユニット(Recreation・Newspaper・Healthcare・Food&culture)ごとの公演が6月18日から始まる。Healthcareに所属する弘松は6月26日のHealthcareのユニット公演「〜新生Healthcare“紙飛行機YEAH!”公演やっちゃうよ〜」(ESPミュージカルアカデミー12号館 club 1ne2wo)から参加。

 ツアーは、東北での公演と、夏の祭典・東京アイドルフェスティバル2016(8月5日〜7日)への出演を挟み、8月16日に、都内最大級のライブハウス・Zepp Tokyoにて、ツアーファイナルとなる「バクステ外神田一丁目」の全体公演「調子ブッコキ祭り2016夏ツアーFINAL!〜“夢見る少女がここにいる”〜」を迎える。

 弘松は、6月26日のHealthcare公演を「新生Healthcareチームのお披露目公演ですので、Healthcareチームの根っこを決める大事な公演になります。当日は『あの曲をやるの?』という曲もやると思いますし、一番のサプライズは、新しいユニット曲をお披露目することです。『紙飛行機YEAH!』という曲なのですが、ダンスが素敵な曲になりそうです」と紹介。

 「今は舞台の稽古で忙しいのですが、提案なども出させて頂いています。前回のHealthcareチームではサブリーダーをやらせて頂いたのですが、今回は、リーダーやサブリーダーではない立場から支えて行きたいなと思っています」と思いを明かした。

 「バクステ外神田一丁目」は、2015年12月10日にも、Zepp Tokyoにて、4周年記念公演を開催し、大成功を収めた。「前回のZEPP Tokyoの公演では大きな花道がありました。初めてライブ会場で走り回りました。あの素敵なステージにまた立てるのかなと思って、ワクワクしています。去年よりも曲数がはるかに増えていますので、それをあのステージでやったらどんな感じになるのだろうと考えています」とツアーファイナルへ向けて、今から心を躍らせているようだ。

 弘松は、前回のZepp Tokyo公演で「泣きました」という。「ライブDVDで、私の泣いた顔が5秒くらいずっと流れているんです(笑)」と苦笑いしつつ、「凄く泣けたんです。『4年間、頑張ってきたな』とか、『もう、ZEPPのステージに立てることはないのかな』とか、『もっと素敵なステージに立てるのかな?』とか、自分の中で、色々な思いが交錯しました」と振り返った。

 「私は赤坂BLITZのライブでは5列目だったんです。ZEPP Tokyoはステージが広いからたくさんの子が1列目に立てて、私も、何回も1列目に立たせて頂きました。『お客さんの顔が近いって素敵だな!』と感動しながら泣いていました」とも。

 「バクステ外神田一丁目」の今後については、「2年前くらいからみんなでずっと言っているのは『日本武道館に立ちたい』ということです。そのためには着実にステップアップして行かなければならないので、ZEPP Tokyoをひとつの通過点にしたいなと思っています」と意気込みを言葉に。

 自身の今後の活躍については、「お話をするのが好きなので、ラジオのお仕事もしたいです。楽しいこと、面白いことをずっとやっていたいのでバラエティ番組にも出たいです。ライブも好きなので、ずっとステージに立ち続けていたいです」と声を弾ませた。

 そんな弘松に、「アイドルは何歳まで続ける?」と、直球で聞いてみた。「応援して下さる人がいて、私から元気を貰って下さる人がいれば、いつでもアイドルになれると思っていますので、そういう人が1人でもいる限りは、ずっとアイドルをやって行きたいなと思っています」と笑顔を見せた。(インタビュー・文=竹内みちまろ)


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