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アイドルの上下関係は厳しい? バクステ外神田一丁目の1期生と6期生に聞いてみた

2016年4月16日 20時55分 参照回数:


 劇団浪漫狂の第40回公演「ピアソラータ」(作・演出:中村隆天)が4月20日から25日まで東京・恵比寿のエコー劇場にて上演される。「ピアソラータ」は、笑いあり、涙ありのハートウォーミングストーリーで、注目は、アイドルグループ「バクステ外神田一丁目」から出演する諸星あずな(もろぼし/24歳)と川畑早紀(かわばた・さき/24歳)。

 「バクステ外神田一丁目」は、アイドル育成型エンターテイメントカフェ「AKIHABARAバックステージpass」(東京・秋葉原)の店員たちで構成される。2人とも年は同じだが、グループの中では、先輩・後輩の関係だ(諸星=1期生、川畑=6期生)。

 舞台経験豊富な2人に、「ピアソラータ」に掛ける意気込みと、バクステ外神田一丁目のこれからについて話を聞いた。

−ご自身のチャームポイントは?

諸星:目も、鼻も、口も、ほっぺたも、全部が丸いところですかね(笑)

川畑:沖縄から来ました。顔も、性格も、濃いところです!

−「ピアソラータ」での役柄は?

諸星:これから先も、「やる機会があるか? ないか?」と思えるほどの役です。私が発したひとことで皆さんを温かくできるような存在です。生き方は違うのですが、自分らしい役といいますか、立ち振る舞いなどは作りやすい部分があって、自分に似せたりとかしています。「どういう生き方をしてきたのだろう?」と思わせるような役柄でもありますので、そこも演技で伝えていければと思います。

川畑:純粋で、無邪気で、かわいい役です。あずにゃんさん(=諸星)と一緒で、これから先はやらないだろうなと思える役です。無邪気に動き回るので、はっちゃけているところを見てほしいです。飛び跳ねるかもしれません(笑) お芝居で見せる役ですので、心情でお芝居をしているところも見てほしいです。

−楽しみにしているファンの方へメッセージを

諸星:心が温まるような家族愛や友情、思いやりが描かれたストーリーで、登場人物の1人、1人が優しいです。みんな温かい気持ちになって帰って頂けると思いますので、最近、さみしいなと思っている方など、ぜひ、見に来て下さい。

川畑:あずにゃんさんと同じ年で、仲良くなって、舞台で共演もできて、すごく嬉しいです。あずにゃんさんと私が一緒に出演することができる舞台は次にいつあるか分からないですし、心が温まる作品ですので、ぜひ、見てほしいです。

−仲がよさそうですが、グループの中では上下関係は厳しい?

諸星:私は1期生で一番上の立場なのですが、私達からしたら、それほど考えることはありません。早紀ちゃんは同じ年だし、敬語でなくても嬉しいのですが、ただ、下の子から見たらそれは違うのだろうなと思います。

川畑:あずにゃんさんは同じ年で親しみやすいです。でも、最初に入ったときは、やはり上下関係はしっかりしなきゃなと思って、そこは意識しています。あずにゃんさんから、「敬語を使わなくてもいいよ!」というLINEが来たのですが、敬語を取るのが恥ずかしくて、まだ取れていないんです(笑) でも、「あずちゃん!」って呼んでいます。

−1期生から見て、6期生はどう見える?

諸星:6期生は、最初に入ってきたときに賑やかだったイメージがあります。6期生は、一気に人気が上がって行った子も多いです。バクステ外神田一丁目には“伸びる瞬間”とでもいえるタイミングがあると感じるのですが、6期生が入ってきたときも、『また、“伸びる瞬間”が来たか!』と感じました。

 その中でも、特に早紀ちゃんは、芝居経験が一番多くて、芝居がやりたいという気持ちを強く持っています。顔はすごくかわいいし、自分自身を知っています。一見すると変な動きをして『変わっているな』と思うかもしれないのですが(笑)、内には熱いものを秘めている、芯の強い子だなと思います。

−6期生から見て、1期生はどう見える?

川畑:大先輩だから、入ってきた頃からずっと、近寄れなくてそわそわしていました。今は、だんだん仲良くなることができています。

 仲良くなってみると、1期生の方々は、最初と印象は違いました。でも、やはり、心が強くて、いい意味で個性が強いです。1人、1人がアイドルとして確立していて、素敵だなと思います。

 あずにゃんさんは同じ年で仲良くさせてもらっているのですが、話していて、すごく癒されます。1期生には、人に影響を与えられる方々が多いなと思っています。

−現在、10期生オーディションを行っていますが、10期生には何を期待する?

諸星:10期生の新メンバーが入り始めた頃で、まだほとんど会ったことはないのですが、個性が強そうです。型にはまらないで、個性を強めて、バクステ外神田一丁目のプラス要素が増えて行けばいいなと思います。

−2014年の3月頃に入った6期生は、丸2年が経ちました。一番、辛かったことと、嬉しかったことは?

川畑:22歳で入ったので同期では年齢が上の方でした。高校生がいっぱいいましたので、年の差があって難しいなと思うことがたくさんありました。辛かったことは、ダンスが苦手な方なのですが、ダンスの判定会で合格できなくて、ライブで6期生の選抜に入れなかったことです。

 一番嬉しかったことは、新宿BLAZEで行われたバクステ外神田一丁目の全体公演の時に初めて大きなステージに立ったのですが、ものすごくライトが当たっていました。ライトに目がくらんで、一瞬、『お客さんの顔が見えない!』と思うほどでした。その瞬間は楽しいなと感じました。

−新宿BLAZEでの公演に続いて、昨年12月には都内最大級のライブハウス・Zepp Tokyo(ゼップ東京)で4周年記念公演を成功させました。4周年記念公演を経て、グループは変わった?

諸星:4周年記念公演の前から、当日に向けて、『みんなで行くぞ!』という力が湧いてきたのを感じていました。4周年記念公演をキッカケにみんなの団結力も深まって行きました。あのライブはすごくいいものになったなと感じています。もちろん、まだまだなのですが、でも、“いい中間地点”とでもいいますか、4周年記念公演があって、今のバクステ外神田一丁目が盛り上がっていますので、これからどんどんよくなるのではないかなと感じています。

−バクステ外神田一丁目は、この春、どんな活躍を見せてくれますか?

川畑:「エラバレシ」というメンバー固定の新ユニットができたり、バクステ外神田一丁目のメンバーが4つに分かれたユニットごとの公演も6月に開催されます。新しい子も増えているので、みなさんに素敵なライブなどをお届けできると思います。

−1期生から見て、今のコメントは何点?

諸星:えっー! どうしよう。…88点!(笑)

(インタビュー・文=竹内みちまろ)


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