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舞台「ジョン万次郎」が開幕、主演・溝口琢矢「雄姿をぜひ観に来て頂きたい」

2018年6月14日 19時30分 参照回数:



もっと歴史シリーズ第6弾舞台『ジョン万次郎』(写真:竹内みちまろ、2018年6月14日、EXシアター六本木)

 注目の若手実力派俳優・溝口琢矢の主演となる「もっと歴史シリーズ第6弾舞台『ジョン万次郎』」が2018年6月14日(木)〜6月24日(日)、EXシアター六本木(東京)にて上演される。

 同舞台は、アメリカの地を踏んだ最初の日本人ジョン万次郎(溝口)が運命に翻弄されていく物語。ジョン万次郎は青春時代の10年間、異国の地で強く生き抜き、幕末の動乱期の日本に、決死の覚悟で帰国を果たした。

 溝口が主人公のジョン万次郎を演じるほか、ジョリー/武市半平太役に荒木宏文、ジョン万次郎と共に遭難した五右衛門役に石原壮馬や、寅右衛門/福沢諭吉役に正木郁、ホイットフィールド船長役に細貝圭、バートレット/勝海舟役に山崎樹範など、ヒロイン役となるジョン万次郎の初恋の相手・キャサリン/鉄役に山下聖菜。

 初日となる14日には、EXシアター六本木にて、公開ゲネプロと囲み取材が行われた。

 囲み取材では、溝口は、「ジョン万次郎は、初めてアメリカに渡った日本人として有名な人物ではありますが、学校の授業では習わない部分や知られていない部分も多かったりします。その中で、今回、舞台を通して『こうした人生を歩んだ人なのだな』ということが伝わったらいいなと思います」とコメント。

 「周りの人に支えられて成長していった人物です。色々な人から色々なものを吸収して、彼がどう成長していったのかを見て頂けたらと思います」といい、「歴史が得意、不得意ではなく、1人の人生の物語として観て頂けると思います。迫力もありますし、『ちょっと観てみようかな』という感覚でぜひ、来て頂けたらと思います」と声を弾ませた。「ここ(=囲み取材の会場)には少しの人数しか立っていませんが、本当にたくさんの人に支えられてこの舞台は成り立っています。僕らも全力で取り組みます、雄姿をぜひ観に来て頂きたいなと思います」と意気込みを言葉にした。

 同舞台は広いステージをいっぱいに使って、ダイナミックなセットが組まれている。石原は「セットが大きいので、一歩間違えたら死ぬのではないかというくらいで、気を付けなければと思いました。緊張感が増します」と感想を言葉に。

 稽古中のエピソードが話題にあがると、ジョン万次郎を救出したアメリカ人の船長・ホイットフィールド役の細貝は、「役者として入っているのですが、なぜかあるときから英語の翻訳を頼まれました。アメリカにずっと住んでいたのですが、でも、翻訳なんてやったことがないので。でも、容赦なくどんどん増えてきて。『俺、何の人なのだろうな?』と思いました(笑)」と軽快なトークで会場を沸かせた。(竹内みちまろ)



舞台「ジョン万次郎」囲み取材・・・溝口琢矢・荒木宏文・石原壮馬・正木郁・細貝圭・山下聖菜



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