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【ゲネプロレポート】舞台「マクラコトバ」が4日に開幕、6つのエピソードを組み合わせや順番を変えて何度でも楽しめる!

2024年7月3日



舞台「マクラコトバ」(写真:竹内みちまろ)

 舞台「マクラコトバ」が2024年7月4日から7月8日まで、東京・豊島区の「あうるすぽっと」にて上演される。

 原作は、ワンシチュエーション・完全2人芝居の15分×8話のオムニバスドラマとして話題を集めたドラマ「マクラコトバ」(CBCテレビ)。舞台「マクラコトバ」では「a」から「f」の6つの舞台オリジナルエピソードをワンシチュエーション・完全2人芝居で描く。エピソードごとに出演者が異なり、山形匠、松本享恭、松村優、高柳明音、夏目愛海、日比美思、平松來馬、小山璃奈、柊木智貴、田島芽瑠、太田奈緒が出演。

【イントロダクション】
本当の気持ちが隠せない最小単位の場所…それが、2人きりの寝室。
あるのはベッドと、「事後」の2人。
一体この2人は、どんな関係性なのか?この後の2人はどこへ向かっていくのか?
これはコメディなのか?はたまたサスペンスなのか?
破局寸前の夫婦・古くからの友人・美人局など、さまざまな関係性の2人に焦点を当て、寝室の中の会話で展開する超個室会話劇。
2人の会話の探り合いのなかで、真実と嘘、すれ違いや勘違いも生まれ、さらにその関係は、別の2人にも関わりがあることが判明し…
「事後」の会話だけで進んでいく2人の物語は、おかしな方向へと向かっていく

「a」既婚者のお笑い芸人男×その相方のお笑い芸人男:山形匠×松本享恭
「b」不倫している夫×離婚を決めた妻:松村優×高柳明音
「c」お笑い芸人の妻×男への恋を諦めた女:夏目愛海×日比美思
「d」理想家族(モラハラ)男×離婚を決めた夫婦の復縁によって生まれた娘:平松來馬×小山璃奈
「e」カモ男×ツツモタセ女:柊木智貴×田島芽瑠
「f」こじらせミュージシャン×キャリアウーマン:柊木智貴×太田奈緒
*「a」と「c」、「b」と「d」、「e」と「f」は繋がる作品となっている。

 開幕前日の3日にはゲネプロが開催され「a」「b」「c」「e」が報道陣に公開された。

 「a」は不仲で有名なお笑いコンビ「サバクムーン」(山形匠・松本享恭)の2人が番組収録の後に大喧嘩するもなぜかラブホテルに行き着いてから始まる物語。「c」に登場するお笑い芸人の妻(夏目愛海)を巻き込み不仲コンビ存続の危機を迎える事態に発展する。一方、「a」では男性2人の会話の中だけで描かれた妻が「c」では登場人物となり、「男への恋を諦めた女」(日比美思)と会話を繰り広げる。「a」では“男性というフィルターを通された妻”として描かれた女性が「c」では生身の人間として登場するという構成で、「a」と「c」を両方見るとドラマの奥深さが伝わり、「a」と「c」を見る順番でも受け止め方が変わって来るかもしれない。

 「c」は“同性である相方の男性と夫が不倫をしているのではないかと疑う妻”を軸に女性2人の会話が展開される。女性2人は、「好き」とは何か?「恋」とはどういう感情なのか?を探すことになるが、そこに“直接的には語られない、でも会話の行間やふとした仕草の中に描かれる「男への恋を諦めた女」の中にある物語”が交錯していく。ゲネプロ前に行われた舞台挨拶では「男への恋を諦めた女」を演じる日比は「c」を「純粋な恋愛の物語」として捉えていると明かしていたが、「c」を「純粋な恋愛の物語」として見ると、女性2人の会話がまた違ったように聞こえて来るかもしれない。

 7月4日から7月8日まで行われる公演では1公演あたり4つのエピソードが上演されるので、「a」から「f」という6つの物語をさまざまな組み合わせや順番で楽しんでみてはいかがだろう。


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