+
本文へスキップ

『ロミオとジュリエット』に挑戦の高杉真宙&藤野涼子、本番を迎える心境を明かす「今までやってきたことを信じて」!

2023年9月12日



舞台『ロミオとジュリエット』 (C)岡 千里

 舞台『ロミオとジュリエット』の東京公演が2023年9月13日に東京・有楽町よみうりホールにて開幕する。

東京公演:2023年9月13日~9月24日/有楽町よみうりホール
大阪公演:2023年9月30日〜10月1日/森ノ宮ピロティホール
富山公演:2023年10月7日〜10月8日/富山県民会館
愛知公演:2023年10月14日〜10月15日/東海市芸術劇場 大ホール
福岡公演:2023年10月21日〜10月22日/キャナルシティ劇場
仙台公演:2023年10月28日〜10月29日/電力ホール

 たった5日間の恋の結末を描いた同作を、長年に渡り蜷川幸雄の下で演出助手や演出補を務め自身でも『オセロー』『夏の夜の夢』の演出など数々のシェイクスピア作品にも携わってきた井上尊晶が演出を手掛け舞台化。

 主演のロミオ役を高杉真宙、ヒロイン・ジュリエットを藤野涼子が務める。ほか、ベンヴォーリオ役に矢部昌暉、マキューシオ役に新原泰佑、ティボルト役に三浦獠太、パリス役に佐伯大地、キャピュレット夫人役に冨樫 真、キャピュレット役に廣田高志、モンタギュー夫人役に一谷真由美、モンタギュー役に松澤一之、乳母役に星田英利、僧ロレンス役に石井愃一と個性豊かな俳優陣が揃った。

 開幕前日の12日には開幕直前囲み取材と公開ゲネプロが行われた。

 開幕を控えた心境を尋ねられると、高杉は本番の会場で゛通し”を行うのはこれから臨むゲネプロが初めてであることを説明し、「今日でさえこれだけ落ち着かないので、(開幕を迎える)明日はもっと落ち着かないんじゃないかな」と告げ、「これまでやってきたことを信じてやっていきたいなと思います」とコメント。

 藤野も「私も気持ちが落ち着かないです。でも、1か月間ちゃんとやってきたことがあるのでそれを信じてみんなでエネルギッシュに初日を迎えて、お客さんと共にやったときに新たな『ロミオとジュリエット』を見つけられたらという気持ちもあります」と語った。

 高杉は「有名すぎるシーンや有名すぎるセリフがあるからちょっとドギマギするというのはあったかもと思います。でも、それも最初だけで、今は自分自身の言葉や自分自身の”もの”にすることができていると思うので、意識せずにフラットにできていると思います」と稽古を振り返った。

 藤野は「『おおロミオ、ロミオ、どうしてあなたはロミオなの』と言うところはやっぱり緊張します」と明かした。「あそこは稽古中でも緊張しましたし今でも緊張します。『ロミオとジュリエット』の物語を知らないと言っている方でもそのフレーズはなんとなく知っている方が多いじゃないですか。今まで色んな人がジュリエットを演じてきた中で自分はどういうジュリエットで、どういうふうに言えるのだろうというのはすごく悩みましたし、緊張しました。でも、明日は今までやってきたことを信じてロミオへの想いというものをちゃんと出せたらいいなと思います」と意気込みを言葉にした。



















舞台『ロミオとジュリエット』 (C)岡 千里


演劇&ミュージカル


ミニシアター通信TOP





演劇&ミュージカル

ミニシアター通信