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「マッシュル-MASHLE-」THE STAGEがいよいよ開幕、キャスト・演出家のコメント到着!

2023年7月4日

 「マッシュル-MASHLE-」THE STAGEが4日、東京国際フォーラムにて開幕した。

「マッシュル-MASHLE-」THE STAGE
東京公演:2023.7.4(火)~7.11(火)/東京国際フォーラム ホールC
兵庫公演:2023.7.15(土)~7.17(月・祝)/AiiA 2.5 Theater Kobe

 同作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で好評連載中の甲本一による人気コミック「マッシュル-MASHLE-」を原作とする作品で、魔法界を舞台に繰り広げられる個性豊かなキャラクターたちの友情や戦いとシュールなギャグによって生まれるギャップを、舞台ならではの表現で描く。

 初日4日には初回公演前に囲み取材が行われ、キャスト・演出家が意気込みを語った。

【演出:伊藤今人】

魔法が当たり前の世界で、魔法が使えないマッシュが打開していくというテーマが、ダンス表現で演劇界で戦ってきた自分に重なるところがあり、そういう縁もあって自分に演出依頼が来たのかなと思っていました。魔法の表現、その中での筋肉の表現、各々クリエイティブスタッフが自分の武器を使って表現してくれました。あまり普通の演劇ではない表現方法なので実現が難しいと思うのですが、それをキャストが体現してくれたことが本当にありがたいし、双方がかみ合ってこれまでにない演劇が出来たと思っているので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。ちょうど連載完結、アニメ第1クールの放送も終了した流れで、この大きな舞台で初日を迎えたのは奇跡です。その奇跡にふさわしい内容になっていると思いますし、きっと演劇や2.5次元ミュージカルへの既成概念をグーパンでぶっ壊すような新しいエンタメを届けられると思いますので、ぜひ劇場で観ていただけますと幸いです。

【マッシュ・バーンデッド:赤澤遼太郎】

一番の見どころは、魔法表現を映像だけに頼らず、人間だからこそできるパワーを使って表現しているところだと思います。この作品は、稽古が始まったときからめちゃくちゃ熱かったです。各々が「この人と仕事がしたい」などの思いがあり、色々な縁があって固く結びあって集結したのだと思いました。稽古期間中もその思いは途切れることはなく、同じ方向を向いて皆で一丸となって頑張ってきたので、早くお客様に届けたいです。キャストだけでなく、スタッフさんの原作に対する愛やリスペクトを含め、すべてが高クオリティなので、是非劇場で一緒に体感していただけたらと思います。何度観ても面白いし、目が足りない舞台です。皆で劇場でお待ちしております。

【フィン・エイムズ:広井雄士】

全体を通してダンスや歌があふれていて、「マッシュル-MASHLE-」THE ”MUSICAL”といっても過言ではないほどだと思います。ぜひ歌にも注目して観ていただけたらと思います。僕はもともと原作漫画の「マッシュル-MASHLE-」が大好きで、その世界観が舞台上で表現されるとこんなに大きなパワーになるんだなと感じています。稽古、場当たり、そして本番を迎えるにあたって、日に日に自分の感情が高まっています。ぜひ少しでも多くのお客様に観ていただきたいなと心から思っております。

【ランス・クラウン:石川凌雅】

物語の後半で、寮同士が戦う対決のシーンは全キャストが登場する大きな見どころです。その中でも、マッシュが攻撃を繰り出す際のマッスルズとの連携がとても迫力があって思わず目で追いたくなるので、ぜひ注目して観てもらえたらと思います。あらゆるエンタメの要素が集まった「マッシュルMASHLE-」THE STAGE、筋肉と魔法の世界をじっくり体感してください。グラビオル!

【ドット・バレット:山田ジェームス武】

他の舞台では、ダンスや歌での表現が心情と分離していると感じることもあるのですが、今回は(ダンスや歌の表現を含め)世界観をしっかりと表現できているので、見ごたえがあると思います。普段、役者仲間に、自分の舞台を観に来て欲しいと言うことはないのですが、今回は「本当に面白いから、絶対観に来てくれ!」と役者に対して熱を伝えるくらい、自分達もすごく楽しくて。その中でも一番うれしいのは実際に観劇してもらう事なので、沢山の人にこの作品を観て元気になってもらって、また明日も観たいなと思っていただけたらうれしいです。

【レモン・アーヴィン:河内美里】

幕が開いた瞬間から、お客様が「マッシュル-MASHLE-」THE STAGEの世界に一気に引き込まれるような演出になっていて、最初から最後まで飽きることなく魔法と筋肉の世界に浸ることが出来るのが魅力です。人間のもてる力をすべて出し切っていろんなものが詰まったエンタメになっているのがこの作品の良いところだと思います。稽古の段階から、舞台が好きな方、アニメが好きな方、原作が好きな方、まだ知らない方にも楽しんでもらえる作品になると実感していました。キャスト一人ひとりから発されるエネルギーや演出も合わさって、本当に素敵なものが出来ていると思います。私もその一員として頑張りますので、皆様劇場に足を運んでくださるとうれしいです。

【アベル・ウォーカー:笹森裕貴】

アベルの最強の呪文、「マリオネスセコンズ ハーム・パペット」。僕も場当たりで演出を初めて観たときにとても迫力があって、自分も観客として観たいくらいに思いました。全員で一丸となって作っていると、改めて演劇の力を感じましたし、この一員となれた事がうれしいです。稽古の段階から、これは絶対面白くなるなと思っていました。自分の力もしっかり出して良い作品になるように努めてきました。初日を迎えるにあたり、ドキドキよりもワクワクがこんなにもまさる舞台は初めてなので、皆様の目にどう映るか楽しみです。

(C) 甲本 一/集英社 (C)「マッシュル-MASHLE-」THE STAGE製作委員会







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