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「しゃばけ」シリーズ第2弾舞台「~てんげんつう~」が開幕、錦織一清・前川優希えあが舞台挨拶で心境を語る「できれば大勢の方に」

2022年7月31日

 舞台「畠中恵「しゃばけ」シリーズPresents シャイニングモンスター 2nd step~てんげんつう~」が2022年7月30日から8月4日まで、浅草花劇場にて公演中。

 同作は、畠中恵原作の人気時代小説「しゃばけ」シリーズを、錦織一清が、2.5次元舞台で実績のある神楽澤小虎、Lol,inc.と舞台化した、超エンタメ作品。

 出演は 2.5次元舞台等で活躍する前川優希、井澤勇貴、小沼将太、今作より参加の瀬戸祐介、柳沢卓、今回のお話の軸となる加藤将。前作同様、真城めぐみが歌と芝居で参加し、“お江戸楽曲”をソウルフルに歌い上げる。

 初日30日には、演出の錦織一清と、出演者たちが舞台挨拶を行った。錦織は、「できれば大勢の方に、また、ご家族で揃って観ても安全な芝居ですので、お子様と一緒に観て童心に帰って頂くでもいいので」、「花やしきの中でやるのにピッタリな舞台だと思いますので、楽しんで頂けたらと思います」などとコメント。

 前川は、「作品の中で、人間の愚かさと言いますか、打算的だったり、醜い感情みたいなものを取り扱ったりするのですが、前回から、この作品に携わっている間に、温かいものに触れる瞬間が多いです。それは、人のやさしさだったり、面白いことだったり、コメディ要素が入ったときの人が心から笑っている笑顔だったり。それらが、僕らに力を与えてくれてます」、「観に来てくださった方すべてに、こういう温かい気持ちを受け取って頂けるんじゃないかな、というのが、この作品の強みでもありますし、僕らの目指しているものでもあります」と心境を語った。

【あらすじ】

 ある日、自分のことを“てんげんつう”だと名乗る男が長崎屋に現れ、若だんなに助けてほしいと懇願してきた。話を聞けば、10年前に自分の飼っていた猫が猫又になり、これまでとてもお世話になったから自分の持っている天眼通を差し上げると言われ譲り受けたという。

 この天眼通は、過去のことや未来のこと、極めつけは人の心の中までも読み取ることができる不思議な力を持つ青い目の玉で、男はこれを左目にはめ込んでいた。この不思議な力で、最初は人から頼りにもされ、役に立っていた男だったが、しばらくするうちに天眼通の力を恐れる者や羨やむ者、更にはこの男の命を狙う者さえ現れ始めたという。

 怖くなった男は天眼通を捨てたいと思うようになり、長崎屋の若だんなの元へやってくる。

 若だんなは仁吉・佐助たちと一緒にこの悩みをどうやって解決するか頭をひねり・・・


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