松田るか・押田岳・竹中凌平・守屋茜ら出演の舞台、演劇集団Z-Lion 第12回公演「テーマ　我が家の家族」が開幕…サスペンス仕立ての“家族”の物語

2022年5月20日

　舞台、演劇集団Z-Lion 第12回公演「テーマ　我が家の家族」が2022年5月18日、六本木俳優座劇場（東京）に開幕した。

　演劇集団Z-Lion・主宰の粟島瑞丸が作・演出を手がける同作は、大学4年生の優花（松田るか）が、卒業論文のテーマで悩んでいた際に、卒業後結婚することが決まっている婚約者の涼（押田岳）から、結婚願望が強いのであれば結婚について書いてはどうかと提案されることで始まる物語。優花は、両親の結婚と結婚生活をテーマにすることに決め、昔のアルバムを見返したり、両親に出会いの話を聞き始めたりする。すると、両親の結婚どころか、我が家の驚きの過去が明らかになっていく。

　初日18日には、初回公演の前に公開ゲネプロが行われた。優花が、両親に出会いの話を聞いても「普通」という言葉しか返ってこず、優花の家になぜか出入りしている、優花の父親・直哉（永山たかし）の知り合いという和晃（安居剣一郎）に、両親の結婚式の様子などを聞いても「普通」と言われてしまう。卒論が暗礁に乗り上げてしまうが、同じころ、週刊誌記者の泰江（安里勇哉）が、19年前に起きたとある事件について聞きたいと、優花の父親を訪ねてきた。

　サスペンス仕立ての展開は飽きさせることなく、1時間45分があっという間に過ぎていく同作。公演は、22日まで行われる。


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