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滝川広大、ジョーカーを「斬りたくない」…バットマンの“心の弱さ”にも挑戦

2021年11月5日



「ニンジャバットマン ザ・ショー」囲み取材 (写真:竹内みちまろ)

 DCコミックス「バットマン」の日本制作アニメーション映画「ニンジャバットマン」を原作とした、バットマンシリーズ日本初のアクション・ショー「ニンジャバットマン ザ・ショー」が2021年11月6日から11月30日まで、東京・池袋のTheater Mixa(シアターミクサ)にて公演される。

 同作は、現代の犯罪都市ゴッサム・シティの悪党たちが戦国時代の日本にタイムスリップする物語。 戦国大名となった悪党たちが自由に暴れ続ければ、日本だけでなく世界の歴史すらも変わってしまうという危機に、バットマンが立ち向かう。

 主人公のバットマン役には「はじめの一歩」など多数の 2.5次元舞台に出演経験を持つ滝川広大、宿敵となるジョーカー役にはアメコミが大好きで有名ななだぎ武に加え、ミュージカル「テニスの王子様」から「魔界転生」など幅広い舞台で活躍する財木琢磨、敵味方が分からない怪しげな雰囲気を持つキャット・ウーマン役に現役女子プロレスラーの安納サオリ、ジョーカーを支える狂気的な少女、ハーレイ・クイン役にはアンジュルム卒業後初の舞台となる室田瑞希、持ち前の立ち回りで舞台、特撮ドラマなど多方面で活躍する佃井皆美らが出演する。

 同公演は、4チームに分かれて行われ、4日には「夜チーム」の滝川広大、なだぎ武、安納サオリ、室田瑞希が公開ゲネプロに参加し、意気込みを語った。

 主人公・バットマン役の滝川は、「世界級なダンスであったり、アクロバットというのがこんなに身近に見られる機会はなかなかないと思います。それに、色んなジャンルのダンスが見れるショーとなっています」とダンスでの見どころを紹介した。

 劇中で流れる楽曲に関しては、ハーレイ・クイン役の室田は、「私は、“たくさん歌ってるよ”という場面はそれほどないのですが、セリフの部分でちょっと参加していたりします。かわいいハーレイの声を出してますので、そんな私のセリフにちょっとだけでもいいから注目してほしいなと思います」とにっこり。

 安納に向けて「誰が一番強い?」との質問が出ると、なだぎは「それは自分じゃないですか? 現役女子プロレスラーなんで」と突っ込み。安納も「私が一番強いと思います」とニヤリ。安納が階段落ちし滝川は受け止めるシーンがあるそうだが、安納は「いつか技で受け止めて・・・(笑)」と階段落ちしながらプランチャなどプロレス技を繰り出す気満々の様子。滝川は驚いていたが、「絶対、落とすことはないんで」と請け負った。

 滝川はバットマン役を務めるにあたり、シリーズ過去作品を見て研究したそう。「ジョーカーに対する思いとかに情が出てきてしまうと、……過去の生い立ちであったりとか、このステージに立つと、『うわっ、斬りたくない』と、そういう部分が出て来ちゃうんですよ。そういう弱さもあります」とアクションや楽曲、ダンスに加え、バットマンの心情部分でも、同作が挑戦であることを明かした。

BATMAN and all related characters and elements © & ™ DC Comics and Warner Bros. Entertainment Inc. (s21)


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