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今泉佑唯が殺陣シーンを連続披露、共演者からは“座長ぶり”を絶賛

2020年3月05日



舞台「あずみ~戦国編~」稽古場公開イベント (写真:竹内みちまろ)

 女優の今泉佑唯が5日、都内にて、舞台「あずみ~戦国編~」稽古場公開イベントに出席し、激しいアクションシーンを披露した。

 小山ゆう原作の同作は、激動の戦国時代で刺客という過酷な使命を背負った女剣士「あずみ」の生き様を描く。2003年と2005年の映画版では上戸彩が「あずみ」を演じ、舞台版では2005年に黒木メイサが明治座で最年少座長の記録を作り、2016年には川栄李奈主演で上演された。今回、今泉が“4代目”あずみに抜擢。3月14日から3月29日まで東京・Bunkamuraシアターコクーンで、4月4日から5日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演予定。

 イベントではまず、“あずみ登場のシーン”や“あずみと最大の敵との対決シーン”など4シーンが披露された。当初は3シーンの予定だったが、急遽、4シーン目を行うことになり、しかも、激しい殺陣が展開されていた。今泉は、4シーン目を行うことに「えっ!」と声に出して驚いていたが、演出の岡村俊一氏から「大丈夫か?」と声を掛けられると「はい!」と即答。目力のこもったアクションシーンを披露した。

 今泉は、本編では殺陣のシーンばかりが立て続けに行われることはないと告げ、「ちょっと、へとへとになりました」と稽古場公開を振り返った。「毎日プレッシャーで、不安もあります。『大丈夫かな』と、毎日、周りの方の目を気にしながらになってしまっているのですが、『やるしかない』と思います」とも。今泉が「本番はもっと、みんなでたくましくなりたいなと思います。あっ、みんなはたくましいのですが」と告げると、舞台「熱海殺人事件」(2019年3月~4月)でも共演している味方は「一番頼もしかったです。たくましくて。かっこよかったです」と今泉を絶賛。今泉は味方を指さしながら、「バカにするんですよ(笑)」と茶目っ気たっぷりにチクリ。続けて、「こんな感じで和気あいあいとしてします」と笑顔を弾けさせた。

 本格的舞台には初挑戦という瀬戸は、「緊張しまくりです。まだ不安な面がたくさんあるので、なんとか、自信が付くようにやっていくだけだなと思っています」と心境を言葉に。

 主役としてカンパニーを引っ張る今泉の“座長ぶり”が話題にあがると、瀬戸は「すごく座長っぽいですよ」とコメント。「何日か前に、僕たちに向かった激励といいますか、ひと言を頂いたときに、『今泉さん、あずみのために、一生懸命尽くしたいな』という思いをさせてくれた言葉もありました。自分たちが思いも寄らないところで声を掛けてくれたこともあったので、そういうところで気を使って頂いたときに、有難かったなと思っています」と目を輝かせた。続けて、瀬戸が「ちょっと何を言っているか分からなくなってしまいました」とはにかむと、味方は「いや、分かりました。十分、伝わりました。『好きだ』ってことですよね!」とニヤリ。瀬戸は「そういうことで大丈夫です」と声を弾ませ、今泉は爆笑。カンパニーの仲の良さを垣間見せた。

 同公演は現在のところ、日程の通りに行う予定とのこと。今泉は「今から焦っても、逆にケガをしてしまったり、不安になってしまったりするので、少しずつ伸ばしていけたらいいなと思います」と開幕まであと10日となった心境を言葉に。新型コロナウイルスの影響が話題にあがると、今泉は「このみんなの熱量をぜひ、来て下さるみなさんにも感じて頂けたら嬉しいなと思います」とコメントした。




舞台「あずみ~戦国編~」稽古場公開イベント (写真:竹内みちまろ)


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