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舞台「巌窟王 Le theatre」が公演中、橋本祥平・谷口賢志らが意気込み

2019年12月23日



舞台「巌窟王 Le theatre(ル テアトル)」(提供写真)

 舞台「巌窟王 Le theatre(ル テアトル)」が2019年12月20日から12月28日まで、こくみん共済coopホール スペース・ゼロ(東京・新宿)にて公演中。

 同作は、2004年より放送が始まり、15周年を迎えるアニメ「巌窟王」の舞台化作品。

 キャストは、アルベール・ド・モルセール子爵役(橋本祥平)、モンテ・クリスト伯爵役(谷口賢志)、フランツ・デピネー男爵役(前嶋曜)、ユージェニー・ド・ダングラール役(小泉萌香)、エデ役(市川美織)、アンドレア・カバルカンティ侯爵役(小松準弥)、マクシミリアン・モレル役(遊馬晃祐)、ペッポ役(大野紘幸)、ヴァランティーヌ・ド・ヴィルフォール役(田名部生来)リュシアン・ドプレー役(熊谷嶺)、ジョヴァンニ・ベルッチオ役(加藤靖久)、ジョヴァンニ・ベルッチオ役(加藤靖久)、メルセデス・ド・モルセール役(遠山景織子)、ダングラール男爵役(村田洋二郎)、ビクトリア・ド・ダングラール役(田中良子)、ジェラール・ド・ヴィルフォール主席判事役(細貝圭)、フェルナン・ド・モルセール将軍役(徳山秀典)。アンサンブルは、井上象策、村井雅和、五十嵐睦美。

 初日20日には、初回公演前に公開ゲネプロと囲み取材が行われた。

 アルベール・ド・モルセール子爵役の橋本祥平は、「稽古場で、全員の脳みそを使って必死に考えました。正直に言うと、途中、“脳みそドロドロ”だったのですが」と振り返りつつ、「最後の最後まで諦めることなく、最後まで挑戦し続けて完成した作品だと思っています」と声を弾ませた。また、アニメでアルベールの声を担当した福山潤と対談し、その際に、福山から「声を(アニメに)寄せなくていい。役者たちの芝居の幅がせばまるから」との言葉をもらったそう。「自由にのびのびとこの作品を作ってきました」とコメント。

 モンテ・クリスト伯爵役の谷口賢志は、役者としてくすぶっていた時期に、何かをやらなければと考え、アニメを見ることにし、そのときに最初に見たアニメが「巌窟王」だったエピソードを述懐。「夢といったら大げさですが、モンテ・クリスト伯爵役という役を絶対に演じてみたいと思いましたし、そういう巡り合わせがあったら役者として幸せだなと思って、この10数年を生きてきて、本当に巡り会うことができました」と心境を言葉にした。

【アニメ「巌窟王」】

 アニメ「巌窟王」は、フランス文学の古典名作「モンテ・クリスト伯」(アレクサンドル・デュマ著)を原作とし、大胆に幻想の未来都市パリを舞台にした復讐のパンク・オペラとして描かれた。復讐の生贄となる一人の少年の目線から物語を構築し、残酷でイノセントなドラマに加えて、映像的にもテクスチャを使った表現など斬新な試みに挑戦し、多くの視聴者を魅了。

 2004年の放送から15周年を迎え、2019年12月、復讐のパンク・オペラが再び幕をあける。

【ストーリー】

パリの青年貴族・アルベールは退屈な日常に飽き、刺激を求めて、親友のフランツとともに、月面都市・ルナのカーニバルに参加する。
そのころ、ルナの社交界では東方宇宙からやって来た謎の紳士、モンテ・クリスト伯爵の話題でもちきりだった。
オペラ座でモンテ・クリスト伯爵の姿を見たアルベールはその存在感に圧倒される。
やがて、モンテ・クリスト伯爵との交流を深めていったアルベールは、伯爵の妖しい魅力の虜となっていく。

【公演概要】
タイトル:「巌窟王 Le(ル) theatre(テアトル)」
日程:2019年12月20日(金)~12月28日(土)〈全13公演〉
会場:こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロ
公式サイト:http://officeendless.com/sp/gankutsu/
(C)2004 Mahiro Maeda・GONZO/KADOKAWA /(C)「巌窟王 Le theatre」製作委員会




















舞台「巌窟王 Le theatre(ル テアトル)」(提供写真)


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