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城田優が新演出を手掛けるミュージカル「ファントム」が開幕

2019年11月10日

 ミュージカル「ファントム」の2019年11月9日にTBS赤坂ACTシアターにて開幕した。

東京公演:TBS赤坂ACTシアター
2019年11月9日(土)〜12月1日(日)
大阪公演・梅田芸術劇場 メインホール
2019年12月7日(土)〜16日(月)

 フランスの小説家ガストン・ルルーのベストセラー小説「オペラ座の怪人」を原作としたミュージカル『ファントム』は、脚本家アーサー・コピットと、作曲家モーリー・イェストンの黄金コンビにより、怪人ファントムの人間像に焦点をあてたストーリーと独創的な音楽で、高い評価を得て以来、世界中の観客を魅了。

 2004年の日本初演から国内でも大ヒットを遂げている同作が、15年の時を経て、新たな『ファントム』として生まれ変わる。

 新演出を手掛けるのは、作曲家モーリー・イェストンが期待を寄せる城田優。本作初、主演ファントム役と演出に挑戦。そして、もう一人の主演ファントムを務めるのは加藤和樹。怪人ファントムと純真無垢な人間エリックという二面性を持つ繊細な役どころにWキャストで挑む。

 ヒロインのクリスティーヌ役には、宝塚歌劇団月組トップ娘役を経て退団後の活躍に目が離せない愛希れいかと、抜群の歌唱力で大作ミュージカルの主要な役を務め、躍進を遂げている木下晴香。

 ファントムの恋敵となるシャンドン伯爵役には、ミュージカル界で活躍が目覚ましい廣瀬友祐と木村達成がWキャストで登場。

 オペラ座のプリマドンナ・カルロッタ役には、圧倒的なパワフルボイスで魅了するエリアンナ、カルロッタの夫ショレ役には、異色の存在感を放つお笑いタレントのエハラマサヒロ、オペラ座の舞台進行係のジャン・クロード役には、映像を中心に活躍する実力派の佐藤玲、ファントムの謎を追うルドゥ警部役には確かな演技力で信望が厚い神尾佑がミュージカル初出演。

 そして、物語のキーマンとなるオペラ座の支配人キャリエール役には、舞台、映画、テレビドラマと幅広い活躍で人気を博する岡田浩暉が出演。

 人気実力を兼ね備えた注目の出演者が顔を揃える注目の作品となっている。

【ストーリー】

舞台は19世紀後半のパリ、オペラ座。
楽譜売りで歌手志望のクリスティーヌ・ダーエは、その歌声をオペラ座のパトロンの一人であるフィリップ・シャンドン伯爵に見初められ、オペラ座で歌のレッスンを受けられるよう取り計らってもらう。
一方、オペラ座では支配人のキャリエールが解任され、新支配人のショレが、妻でプリマドンナのカルロッタと共に迎えられた。キャリエールはショレに、オペラ座の地下に幽霊がいて、自らを“オペラ座の怪人”と呼んでいることを伝えるが、ショレは解任された事への仕返しに怖がらせるために言っているに過ぎないと取り合わなかった。

オペラ座を訪ねてきたクリスティーヌを見たカルロッタは、その若さと可愛らしさに嫉妬し、彼女を自分の衣裳係にしてしまう。ある日、クリスティーヌの清らかな歌声を聞いたファントムは、ただ一人彼に深い愛情を寄せた亡き母を思い起こし、秘かに彼女に歌のレッスンを行うようになる。ビストロで開かれたコンテストで歌声を披露したクリスティーヌは、カルロッタに「妖精の女王」のタイターニア役に抜擢される。フィリップはクリスティーヌを祝福するとともに、恋心を告白。ファントムは、そんな二人の姿を絶望的な思いで見送るのだった。

初日の楽屋、カルロッタの罠にかかったクリスティーヌは毒酒により喉を潰されてしまう。客席からは野次が飛び、舞台は騒然となる。ファントムは失意のクリスティーヌを自分の住処であるオペラ座の地下へ連れて行く。しかしそれが、やがて彼を悲劇の結末へと向かわせることになる―。


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