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舞台「私に会いに来て」が開幕、グァンス&兒玉遥は今後の活動にもコメント

2019年9月13日 22時30分



舞台「私に会いに来て」(囲み取材)

 ラブサスペンス舞台「私に会いに来て」が2019年9月13日、東京・新国立劇場 小劇場にて開幕した。

 実際の殺人事件の資料をもとに創作された同作。次々と起こる猟奇的殺人事件の捜査を担当するため、ソウルから若手のキム・インジュン刑事(藤田玲)が華城警察署に派遣されるところから始まる。怪しい人物を取り調べていくものの、決定的な証拠がつかめず焦りはつのるばかりだが、キム刑事に惚れる茶房の従業員ミスキム(西葉瑞希)との恋愛や、チョ・ナンホ刑事(中村優一)とパク・ヨンオク記者(兒玉 遥)の秘めた関係など、捜査本部の人間模様をも描きだす。

 また、第72回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールを獲得したポン・ジュノ監督は、この作品を原作とし映画「殺人の追憶」(2003年)を公開。韓国アカデミー賞(大鐘賞)において4部門で賞を獲得し、出世作となった。

 初日13日には、公開ゲネプロと囲み取材が行われ、藤田 玲、中村優一、兒玉 遥、西葉瑞希、グァンス(SUPERNOVA)、栗原英雄が意気込みを語った。

 猟奇的殺人事件と取り扱う作品ということで、稽古期間の様子について記者から質問が出た。藤田が「毎晩ぐっすり寝られました」と告げると、栗原が「嫌な夢を見ない日はない」と補い、藤田は「寝られるのですが悪夢にうなされる毎日でした。でも、メンバー同士は和気あいあいとしていて、稽古になったら集中していました」と続けた。

 グァンスは「高校生のときにこの作品を初めて観て、大好きになって、100回以上みたくらい自分にとっては一生忘れない作品」、「大好きだった作品の日本版のリメイクの舞台に出演が決まったときはすごく嬉しかった」と出演が決まったときの心境を言葉に。

 また、グァンスは、「今年の7月にグループの活動以外にソロで役者としての活動がしたくてプロダクションと契約しました。今回の作品は自分にとってもターニングポイントになると思います」といい、「これをキッカケに色んな作品に出演しながら日本でたくさん活動をしたいなと思っています」とコメント。

 兒玉は「(HKT48)のメンバーも何人か来ると連絡をしてくれています」を笑顔。今後の活動の抱負を尋ねられると、「今まで本当に色んな方に、ファンのみなさんに支えてもらって今の自分があると思っていますので、特別に、『女優になったからこう変わろう』ということはないのですが、そういった方々に恩返しができるように頑張ろうと思っています」と声を弾ませた。

【舞台「私に会いに来て」】
東京公演:新国立劇場 小劇場/2019年9月13日〜9月16日
大阪公演:サンケイホールブリーゼ/2019年9月19日〜9月20日
出演:藤田 玲、中村優一、兒玉 遥、西葉瑞希、グァンス(SUPERNOVA)、栗原英雄ほか


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