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舞台「a Novel 文書く show」東京公演が大盛況、「4日に名古屋」&「7日に大阪」公演が開幕!

2019年6月2日 19時20分



舞台「a Novel 文書く show」(提供写真)

 演劇集団 Z-Lion 東京・名古屋・大阪公演2109「a Novel 文書く show(ア ノーベル ブンカク ショー)」が公演中だ。2019年5月29日に開幕した東京公演(六本木俳優座劇場)は全席完売で、大盛況のうちに6月2日に千秋楽を迎えた。6月4日〜5日まで名古屋公演(東別院ホール)が、6月7日〜9日まで大阪公演(ABCホール)が開催される。



公開ゲネプロ

 同作は、売れない小説家が眠りにつくと、目の前に小説の世界が広がっていたことでストーリーが展開するヒューマン・ハートフル・ファンタジー・コメディー。

 主演の西銘峻が売れない小説家の長嶋あつしを演じ、主人公の妻役にNHK連続テレビ小説『ひよっこ』や、映画『氷菓』『この道』などの好演が記憶に新しい小島藤子。主人公の姉役には、Z-Lion 作品約6年ぶりの出演となる上野なつひ。ほか、約2年ぶりに芸能活動に本格復帰し同作が初舞台となる元NMB48上西恵、2.5次元舞台で大活躍の校條拳太朗や楠田亜衣奈らが出演する。

 物語の舞台は、とある田舎町。売れない小説家のあつしは生活に困り、妻と2人で、工場を営む実家に転がり込んでいた。編集者から締切を迫られる中、あつしは、筆が止まっている小説のストーリーを進めるために、小説の中の世界に妻と共に入り込むことに。あつしが書いていたのは、工場にいる無職の息子が、家族&3人の妻と一緒に楽しく毎日を送っているというストーリー。

 5月29日には初回公演前にゲネプロが開催され、舞台の様子が報道陣に公開された。

 ゲネプロでは、書きかけの小説の中には登場しなかった妻があつしと一緒に物語の世界の中に入り込んでしまうことで起こるドタバタ劇を、夫婦役の西銘峻と小島藤子が演じた。上西恵、高見奈央、楠田亜衣奈の3人が、無職のあつし(小説の主人公)の生活を支えるために働きに出る妻(上西)、主人公のために料理の腕を振るうことに幸せを感じる妻(高見)、校條拳太朗演じる相方とコンビを組んでお笑いのコンテストに挑戦する妻(楠田)を熱演。さらに、小説の中の世界で、作者のあつしですら予想できなかった事件が発生し、あつしたちはピンチに陥る。

 見どころ満載の目を離せないストーリーで、重層的に構築されたストーリーがクライマックスに向かって集約される2時間はあっという間に過ぎ、笑いあり、涙ありの舞台が繰り広げられた。

 6月4日(火)から日(水)には名古屋・東別院ホール、6月7日(金)から6月9日(日)は大阪・ABC ホールにて行われる。

【公演サイト】
演劇集団 Z-Lion 公式 HP http://www.z-lion.net/

【演劇集団 Z-Lion(ジーライオン) 東京・名古屋・大阪公演『a Novel 文書く show』
脚本・演出:粟島瑞丸
公演スケジュール:
東京公演:2019 年5月29 日(水)〜6月2日(日)
名古屋公演:2019年6月4日(火)、5日(水)
大阪公演:2019年6月7日(金)〜9 日(日)

【脚本・演出】
粟島瑞丸

【出演者】
西銘駿
小島藤子
上西恵
大平峻也
伊崎龍次郎
高見奈央
藤井健人[ドリーヴス]
粟島瑞丸

校條拳太朗
楠田亜衣奈

上野なつひ
永山たかし

星田英利

【あらすじ】
売れない小説家の長嶋あつしは今日もペンが止まっていた。
出世したい編集部の加藤は今日もあつしにペンを持たせようとしていた。
グータラな嫁、夕子はそれを見ていつものように笑っていた。
書くには理由があり、書かないにも理由があり、書けないにも理由があった。
実家に出戻っても父とは喧嘩ばかり。挙句の果てに次の小説を完成させなければ契約を切ると言われる始末。
追い込まれるあつしに加藤は言った。
「書けないんだったら、小説の中に入って自分で物語進めればいいじゃないですか」、と。
驚くあつしは眠りにつくと、目の前には馬鹿げた小説の世界が広がっていたのだった。
2013年に上演したあのヒューマン・ハートフル・ファンタジー・コメディーが、新たなキャストを迎え、蘇る。

【演劇集団 Z-Lion(ジーライオン)とは?】
俳優、粟島瑞丸が、小さいながらも本物の質の高い舞台を、チケット代をなるべく安値で作りたいと考え、2012年に単身旗揚げした団体で、 近年は現実とファンタジーを境にし「現実には起こらないけど、もしこんな事が起これば世界が変わる」という事をテーマに作品を手がけている。
劇場はタイニイアリス(キャパ80)から始め、毎回着実に動員数を伸ばし、川口春奈、入江甚儀、釈由美子などを主役に迎え、第7回公演目にして六本木俳優座劇場を全公演完売に成功。
2018年には旗揚げから5年目にして東京・大阪・名古屋公演を成功させた。
2017年3月には『まっ透明な Aso べんきょ〜』が原案となった映画『はらはらなのか』が公開した他、近年では「居酒屋ふじ」「崖っぷちホテル Hulr オリジナルストーリー」「スモーキング」「神酒クリニックで乾杯を」などの映像脚本なども手がけている。




舞台「a Novel 文書く show」(提供写真)



舞台「a Novel 文書く show」(提供写真)



舞台「a Novel 文書く show」(写真:竹内みちまろ、2019 年5月29 日、六本木俳優座劇場にて)



舞台「a Novel 文書く show」(写真:竹内みちまろ、2019 年5月29 日、六本木俳優座劇場にて)



舞台「a Novel 文書く show」(写真:竹内みちまろ、2019 年5月29 日、六本木俳優座劇場にて)



舞台「a Novel 文書く show」(写真:竹内みちまろ、2019 年5月29 日、六本木俳優座劇場にて)


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