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北原里英、味方良介ら絶賛の殺陣シーンを披露「新・幕末純情伝」で10代目沖田総司に挑戦!

2018年6月10日 22時00分 参照回数:



増子敦貴、田中涼星、味方良介、北原里英、小松準弥、松村龍之介、河毛俊作(写真:竹内みちまろ、2018年6月10日、都内にて)

 つかこうへい生誕70年記念特別公演「新・幕末純情伝」FAKE NEWSの制作発表&稽古場取材会が2018年6月10日、都内にて開催され、主演の北原里英、出演の味方良介、小松準弥、田中涼星、松村龍之介、増子敦貴、演出の河毛俊作氏が出席した。

 「幕末純情伝」は、幕末の京都を舞台に、新撰組の沖田総司が実は女だったというユニークな発想のもと、1989年8月に渋谷のPARCO劇場にて幕を開けた。以降、「熱海殺人事件」「飛龍伝」と並ぶつか氏の代表的作品として愛され、上演が繰り返されている。今作では、今春にAKB48グループを卒業したばかりのNGT48元キャプテンの北原が沖田役に挑み、味方良介(坂本龍馬役)、小松準弥(土方歳三役)、田中涼星(桂小五郎役)、増子敦貴(新選組隊士二宮役)、松村龍之介(岡田以蔵役)、細貝圭(勝海舟役)など若手実力派俳優が集結。つか氏の命日でもある7月10日を挟み、東京・紀伊國屋ホールにて、7月7日から7月30日まで上演。

 当日は、北原の殺陣シーンを含むキャスト登場シーンが披露され、出演者から意気込みが語られた。稽古を始めて4日目というが、殺陣の場面を目の当たりにした演出の河毛氏は「北原さんは生まれて初めての殺陣ということでしたが、よくここまで仕上げてくれたなと思いました」と北原のアクションに驚いていた。味方も、「(北原の)殺陣がすばらしいです。殺陣は、なかなか女性が普段はとらないような体勢(=中腰など)でやるのですが、それができたときにかっこよさがすごくて。また、その殺陣をやりながらセリフを言うこの作品はすごくパワーを使います。それを今、稽古4日目のこの段階でこれだけできるということは、この先にすごく楽しみを感じます」と絶賛。1人で秘密の特訓を積んでから稽古に入ったという北原は、報道陣から「大絶賛ですね」と声を掛けられると、「はい。ここを大きく(記事に)書いておいてくださいね!」と軽快なトークを披露して、笑いを誘った。

 本格舞台初出演となる北原は、10代目沖田総司を演じることについて、「今までそうそうたる方々がやってきているので、『私で大丈夫かな』という不安はありました。また、初舞台なのですが、それがこんなに大きな作品で、しかも座長さんということで、すごく不安と緊張を感じました」と告白。しかし、“沖田総司が実は女だった”という発想にすっかり魅了されたようで、「すごく面白いなと思いました。絶対に嘘なのですが、本当にそうだったのではないかと思うくらいです。幻想的だけど、すごくリアリティ溢れる物語じゃないですか! なので、最近は、本当にそうだったのではないかなと思っています」と声を弾ませた。

 さらに、演出の河毛氏により斬新な作品となるという同作について、北原は、「今回は、去年まで、ちょっとカットしていた関係性が復活していたりなどします。ほとんどの男性の方と、からみといいますか、関係があったりします。私は今まで10年間、AKB48グループにいて、色気を出した瞬間がそんなにない10年間だったのですが、そこを卒業してひとつめの大きな仕事でもありますので、今までとは違った面を見せていきたいなという気持ちでございます」と力強く言葉に。

 「河毛さんが『今回はハードエロティックな部分を出していきたい』と言っていましたので、今までの新・幕末純情伝のどの沖田総司よりも、“一番、抱きたい沖田総司”になれるように頑張っていこうかなと思います」と体当たりで主演舞台に挑む意気込みを言葉にした。(竹内みちまろ)

舞台「新・幕末純情伝」FAKE NEWS公式サイト



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