東京アイドル通信


無名少女たちの活躍に見るアイドルの可能性 【静岡県沼津市・オレンジポート「JAPAN EXPO」レポート】

2014年7月11日 22時06分 投稿者:竹内みちまろ 参照回数:



無名少女たちの活躍に見るアイドルの可能性 【静岡県沼津市・オレンジポート「JAPAN EXPO」レポート】

JAPAN EXPOに出演したオレンジポート


 静岡県沼津市のご当地アイドル・オレンジポートが、2014年7月2日から6日まで、仏・パリで開催された「JAPAN EXPO」に、ご当地アイドルとしては初となるステージ出演を果たし、フランスはおろか日本でもほぼ無名の12人の少女たち(平均年齢14歳)が、ヨーロッパのポップカルチャーファンを熱狂させた。

 「JAPAN EXPO」はヨーロッパの日本文化フェスティバルで、中川翔子、Berryz工房、℃-ute、乃木坂46なども出演する中、オレンジポートは最多となる6ステージを行った。特に3日と5日のメインステージでは約3000人を動員し、アンコールを沸き起こす熱狂振りで、日本から持っていったCDもあっという間に完売。PR活動を行った静岡県沼津市ブースには連日、長蛇の列ができ、現地メディアの取材やインタビューなどを含め、メジャーアイドル顔負けの注目度を獲得。現地入りした日本人関係者も目を見張る大活躍をした。

 5日間の日程を終えたメンバーの渡辺結菜(15)は、「無名の私達がJAPAN EXPOに出演すると決まり不安で仕方がありませんでしたが、現地に行くと考えが180度逆転しました。国や言葉も違うのに音楽やダンス、笑顔を通してこんなにも繋がることができるんだ!と、とても感動しました。私たちの住む沼津に『一度行ってみたい!』『今度、遊びに行くよ!』と言ってくださる海外の方も沢山いて嬉しかったです。オレンジポートとしてはフランスで出会った沢山のファンの皆さんとの出会いを大切にして、今度はフランスで大きな単独ライブができるくらいまで成長したいです!」と、フランスへ旅立つ前とは別人のようなコメントを残し、改めて、JAPAN EXPOでのオレンジポートの活躍を印象づけた。

 オレンジポートの総合プロデュースを手掛ける音楽プロデューサーのYANAGIMAN氏は、「日本語をしゃべれる海外の方々、日本語を書ける、日本の漫画の事を語れる、日本の漫画を描ける人の多さにビックリしました。そんな中、Japan Expo15周年ステージに立たせてもらい、3000人の前でLIVEが出来たことで、沼津市をはじめ静岡県をしっかりPRできたかと思います。ステージ以外の時間も、日本・海外を合わせて20を超える雑誌やテレビのインタビュー、サイン会や握手会で休む暇がありませんでした。ドイツ、イタリア、イギリス他からも同じようなJAPAN POPカルチャーイベントへの出演オファーもいただきましたし、帰りの空港には沢山のファンの方々が見送りに来て下さり、長生きしていて良かったなと思いました」と振り返った。

 オレンジポートが熱狂的に受け入れられた背景には、大小織り交ぜた多くのステージ出演に加え、茶娘の衣装を身に着けたオレンジポートメンバーと直接触れ合うことを可能にするなど工夫をこらしたブース展開も見逃せない。ご当地のPRというミッションで結ばれた沼津市とオレンジポートのタッグが大当たりしたのだ。

 フランスで大きな仕事をやり遂げたオレンジポートには今後、さらなる躍進が期待される。また、沼津市のご当地PRが大きな成功を収めたことからも、ご当地アイドルたちが持つ、メジャーアイドルにはない魅力やパワーにも注目が集まるだろう。



→ 日本のアイドルは海外に出るべきか? JAPAN EXPO出演のオレンジポートに聞く


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